東京都フットサル情報サイト Futsal Style(フットサルスタイル)

  • 運営団体
  • お問い合せ
  • facebook
  • twitter
フットサルスタイル
  • HOME
  • 地域リーグ情報
  • 【関東女子リーグ第6節インタビュー】フウガドールすみだレディース12番 杉山 藍子

地域リーグ情報

【関東女子リーグ第6節インタビュー】フウガドールすみだレディース12番 杉山 藍子

[投稿日] 2016.9.8


AC2A1659

関東女子リーグ第6節で昨季の東京都女子リーグの1位、2位チームが激突することとなった。昨年のリーグ戦でも1点差の1勝1敗の全くの五分。そして今季の選手権東京都予選ではフウガはビークスにPK戦で敗れているだけに、関東リーグ首位で迎えたこの試合はフウガにとって負けるわけにいかない。

試合は日本代表クラスのタレント軍団ビークスが個人技やパスワークで優勢に仕掛けるも、先制したのはフウガレディース。18分にゴール前での混戦から北隅が蹴りこんでゴール。1点を挙げる。しかしすぐにビークスは伊藤の自陣からのロングシュートを含む、連続ミドルで逆転。2対1。ビークスリードで折り返す。しかしタレント力ならばビークスにまったく引けを取らないフウガレディースは高橋を中心に攻め立て、主導権を握ると27分に西岡のゴールで同点。そして続く28分にはカウンターから金子(明)がシュートを決めて、ついに逆転に成功する。その後、ビークスも吉林、高木を中心に攻め立てるも、ゴレイラ杉山を中心とした守備を崩せない。その後、パワープレーを仕掛け、総攻撃を掛けるも、逆に北隅に自陣からのパワープレー返しシュートを決められ勝負あり。フウガレディースが4対2で勝利し、首位をキープした。

AC2A0713

今回のインタビューはフウガレディースの守護神・杉山藍子選手。杉山は前半こそ2点を決められたが、後半はビークスを完封。何より相手エースの吉林や多々良の決定的なシュートを体を貼って防ぎ、フウガにの首位キープの立役者となった。試合中の闘志むき出しの闘う表情とは裏腹にインタビューでは笑いの絶えない笑顔が印象的だった。インタビュー終盤であの日本史上初の快挙を成し遂げたオリンピック選手とのエピソードも飛び出すなど、フットサルアスリートとしても今後も注目される杉山の一問一答をご覧ください。

AC2A1367

舘野 まず勝利おめでとうございます!!

杉山 ありがとうございます。

舘野 すごく大熱戦でしたが、4対2でフウガが勝利を収めました。そこに一言お願いします!!

杉山 スコアは4対2と開いたんですけども、相手がすごく強くて。(舘野 強かったですね)いつもビークスさんとは負けたり、引き分けたと五分五分の試合をしているので、正直、この相手に勝てたことが嬉しかったです。

舘野 ありがとうございます。今、関東女子リーグは毎週のように連戦が続いているんですけども、今回のビークス戦に向けて取り組んできたことや対策等はあったのでしょうか?

杉山 特にビークス戦に向けて取り組んできたことはなくて、ただボールを奪った後、相手のディフェンスが整う前にシュートを打てるかという所を4月からトレーニングしていましたし、それに関しては自信はありました。

舘野 4月からなるほど。では今節、フウガが首位で迎えたということでチーム的に優位な部分というのはあったのでしょうか?

杉山 いや、第1節目も、2節目も引き分けてて、3節目は10対0で勝ったんですけども、その次も勝ってもギリギリの試合しかしてなくて。いつも勝てるというよりは目の前の試合に全力で取り組むとしか考えていなくて、首位で優位とか、そういう余裕はなかったですね。

舘野 ありがとうございます。では簡単に試合を振り返ります。序盤から拮抗した試合だったのですが、どちらかというとビークスが早めのプレスから奪うと速攻で攻撃を仕掛けて来るので、イヤな展開でしたね。

杉山 いつもなんですけど、シュートが上手い選手がたくさんいるのでずっとハラハラしてました(笑)。

舘野 あのー、マークしてた選手としては10番の吉林選手とか…

杉山 あと5番の伊藤選手とかですね。彼女はほんと日本代表レベルの選手なんですけども、だからシュートずっとケアしていたんですけども、1点目を華恵(伊藤)にやられちゃって悔しかったですね。

舘野 そうですね。1点目は北隅さんが決めてフウガが先制したんですけども、その伊藤選手のシュートで同点。その後にその伊藤選手が自陣からのロングシュートを決めて、ビークスが逆転ですかね。

杉山 そうですね。

舘野 1点ビハインドで前半を折り返したわけですが、後半、逆転に向けてどのようなことをチームで話し合ったのでしょうか?

杉山 なんか監督は今できてることがすごくいいからやり続けろ!! と私たちを鼓舞しましたね。

舘野 ありがとうございます。後半なんですけども、ビークスが優勢だったんですけども、フウガも今まではボールを回してつなぐ戦い方から、どちらかというとカウンター狙いになりましたね。

杉山 いや、そんなことはないんですけども(笑)。(舘野 あれ違いました?)相手がどうしても上手くて押し込まれちゃって、カウンターしかなくなっちゃったんです(笑)。

舘野 狙いじゃない。失礼いたしました。ただそのカウンターから西岡選手が決めてフウガが同点。そして28分に同じくカウンターのような形から金子(明)選手が決めて逆転しました。

杉山 そうですね。

舘野 その間も、ビークスは伊藤選手であったり、吉林選手であったり、高木選手が総攻撃を仕掛けました。ゴレイラから見て、ディフェンスにどのように指示を出しましたか?

杉山 とにかく1対1が強いので、シュートを打たせないように最後まで体を貼って欲しいことを伝えました。万が一、シュートを打たれたとしても、自分がどれだけ距離を詰めれるかということを意識してやっていました。

舘野 そうですね。どちらかといえば最後の最後にディフェンスが足を出してくれてましたね。(杉山 そうですね)そして36分にビークスが伊藤選手をゴレイラにしたパワープレーを仕掛けてきて、その攻撃での吉林選手や伊藤選手のシュートでフウガもギリギリの状態でしたね。

杉山 そうですね。ただある程度、ディフェンスが前を固めてくれていて、シュートコースも限られていたので、後は自分が体を当てに行くだけだったで、そんなには…でも怖かったですけど(笑)。

AC2A1474

舘野 多々良選手のシュートとかヤバかったシーンはありましたけど、(杉山 まあなんとか止めました)その後、パワープレー返しで1点を取って4対2でフウガが勝利!! 後半に関しては完封で防ぎましたね。

杉山 えーと、まあ最後の勝負というのは相手も焦ってきて、(舘野 そうですね)自分たちも決められたらマズいので、1点勝負になった時に、どれだけついていけるかという部分とどれだけ気持ちを入れてプレーできるかという部分において今日は自分を出せて良かったかなと思っています。

舘野 ありがとうございます。これでフウガは首位をキープということで今後どのような形で首位を守っていこうと思いますか?

杉山 もう強いところしか残っていないし、この後はほんと一戦一戦目の前の試合に全力で取り組んで、五分五分の試合をものにできるかが大きなカギになってくるので、その為に全力を尽くします。

舘野 ありがとうございます。一つ関係ない話になりますが、今リオデジャネイロ五輪が盛り上がっていて、日本選手が活躍しているというのは違うスポーツとはいえ、杉山選手にとって大きなモチベーションになりますか?

杉山 すごく刺激を受けています。

舘野 特に気になる競技とか、選手とかはいらっしゃいますか?

杉山 実は自分が定期的にトレーニングをしているパーソナルジムみたいな場所に女子バドミントンダブルスのタカ・マツペアの松友選手がトレーニングをしていて、それをきっかけにバドミントンを観るようになって、金メダルを獲得したシーンでの16対19で負けてたところで5連続ポイント。本当に鳥肌が立っちゃって、試合前というのに寝不足になっちゃいました(笑)。

舘野 金メダリストですよ。すごい縁ですね。

杉山 それですごく刺激を受けちゃって、本当に最後まであきらめない気持ちというのは大切なんだなと改めて思いました。

舘野 素敵なエピソードありがとうございます。杉山選手が応援した甲斐があったと思います。では最後にフウガレディースの目標と杉山選手の目標を教えて頂けたら幸いです。

杉山 チームの目標は関東リーグ優勝そして地域チャンピオンズリーグ出場です。選手権に関してはビークスにPKで敗れてしまって、一つ夢は叶わなかったんですけども、この2つに関してはこだわって絶対に取り行きたいです。そして個人的には拮抗した試合が続く中でリーグでどれだけ相手のチャンスを潰せるかということと、できるだけ集中して自分のプレーで1つでもチームの順位を上げたいと思っています。

舘野 ぜひぜひ、ではありが…

杉山 あともう一つなんですけど、去年、東京都選抜に選ばれて、優勝したんですね。(舘野 おおっ、それはすごい)ただ何にも試合に出れなかったので、今年は試合に出て、また優勝したいですね。

(ありがとうございました)

AC2A1656

文:舘野 秀行

写真:菊地 尚哉




« 一覧に戻る