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【試合総括】情熱ロンリネス vs 小金井ジュール

[投稿日] 2015.2.12


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情熱ロンリネス 4-4 小金井ジュール 
 
 
 《得点者》
2分 戸木 (小金井ジュール)
5分 井上 (情熱ロンリネス)
9分 川島 (情熱ロンリネス)
15分 原口 (情熱ロンリネス)
17分 花田 (小金井ジュール)
23分 大和地 (小金井ジュール)
24分 平子 (情熱ロンリネス)
28分 柴 (小金井ジュール)

《シュート数》
情熱ロンリネス 平子4、下地4、小林3、土屋3、川島3、原口3、有水1、井上1、佐藤1

小金井ジュール 花田7、川嵜5、大和地5、戸木4、柴3、森山3、冨成2、稲葉2、小池1、鈴木1

《ファール数》
記載なし

試合の様子はこちらで
http://www.futsalstyle.com/decision/2015-01-04/935/

死闘の果てに…。

この試合を迎えるに当たって誰がこのような形になると思っただろう?
第1試合で美少年が敗れたことで試合前に都1部の優勝が決まった情熱に対し、降格の可能性があったエボ、不動前が勝ったことで昨季4位のジュールが降格該当有力チームになってしまった。しかもジュールが勝てば降格が決まるのはこの日、オフィシャルとして今節の運営をしていたバンフ東京。情熱にしても関東参入戦と優勝試合を観に来てくれたサポーターの為にも情熱らしい強い試合を見せなくてはならない。

複雑な気持ちが入り乱れる中、試合は今節最大の名勝負となった。試合は開始2分に戸木のミドルシュートでジュールが先制すると長短の速いパス交換からペースをつかんだ情熱が反撃。5分にパス交換からゴール前でボールを受けた井上がシュート。それが決まり同点にすると9分に右CKから原口のパスを受けた川島がダイレクトミドル。それがDFに当たり、コースが変わってゴール。情熱が逆転に成功。そして15分には自陣左サイドから下地の縦パスに走り込んだ原口が左足でシュート。それが決まり情熱が2点差を着ける。しかし負ければ降格のジュールはここから反撃。17分、左サイド高い位置でボールを受けた12森山が右サイドの空いたスペースにパス。それを花田がワンタッチから強烈なシュート。それが決まりジュールが1点差に詰め寄り前半を終了する。

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後半も攻守がめまぐるしく変わる死闘が続く。23分に花田がハーフ付近から大和地にクロスパス。それを大和地がトラップしてシュート。それが決まりジュールが3対3の追いつくと情熱もすぐに攻勢。右サイド井上のパスを受けた平子がシュート。それが決まり情熱が再び勝ち越す。しかし28分にジュールはパス交換から右サイド富成のシュートパスに柴が飛び込みゴール。またもジュールが同点に追いつく。そこからも一進一退の攻防。情熱がパス交換から内に入った平子がシュートを放てば、ジュールもカウンターから中央で柴、川嵜がシュートを枠内に打つなど、勝利への執念を見せる。すると後半終盤、ジュールが攻勢。パス交換から柴、戸木、花田がシュートで情熱陣内に押し込むと39分にカウンターから森山が左サイド45度の角度からシュート。入ったかに見えたが、ゴレイロ八木がスーパーセーブ。弾いたボールがわずかにポストをかすめる形となった。タラレバはスポーツにはご法度だが、このシュートが入れば、または前半の川島のシュートがコースが変わらなければ…そういう意味ではジュールは今季都1部の大きな流れの中でほんの少しだけツキがなかったかも知れない。

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試合は4対4でドロー。死闘は終わり、情熱は優勝チームの強さを見せつけ、ジュールも降格という形にはなったが、いろんなことをこの日で出し切ったことで名勝負となった。後にこの日の試合に活躍したジュールの花田は「情熱の関東2部参入を全力で応援する」と言っていたが、それはジュールがその結果により都1部残留が決まるだけでなく、“俺たちがこんなに全力を尽くしても勝てないチームだから関東で戦うところを見たいんだ!!” という全力でこの日、戦った人でしかわからないリスペクトな部分が多いのかも知れない。

前にもジュールやDiavoloの戦評でも触れたが、今季中断が多かった日程に上位チームが割を食うことが多かったと書いたが、そんな日程などなんのそのと言わんばかりの強さを見せつけたのが、優勝した情熱。様々な事柄はこの後、書いた下地選手のインタビューから読み取ってもらえば幸いだ。ただ情熱も今季始まったばかりはどこのチーム以上に補強等が遅れていたことは事実。しかし戦いながら結束し、成長してチームを熟成していったことが見て取れた。勝ったチームが一番強い!! そして優勝したチームはもっと凄い。それが今季東京都1部を制した情熱ロンリネスと言っていいだろう。そんな情熱が昨季あと一歩のところで関東参入を逃したBRBの仇を取るのか、それとも来季も東京で戦うのか。「人は石垣、人は城」でおなじみの戦国時代の英雄、武田信玄の故郷・山梨で戦う今季の関東2部参入戦。情熱が関東を制し、武田信玄のように天下に名を知らしめるのか。今から楽しみでならない。

 試合後、優勝インタビューという形で情熱のキャプテン・下地選手からお話を聞いた。

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舘野 お疲れ様です。優勝おめでとうございます。

下地 ありがとうございます。

舘野 今節で情熱の優勝が決まりました。率直な感想をお願いいたします。

下地 都リーグ約5年掛かって、初めての優勝だったので、本当に嬉しいです。まあ優勝は移動中の車の中で知ったんですけど(笑)。

舘野 ああ、第1試合で美少年が負けてですね。

下地 そうですね。今年は本当に10、11人でスタートしたんですけど、後からセレクションだったり、知り合いとかに入ってもらって、何とかチームとしての形ができた。そしてシーズン途中から雑賀選手に監督に就任していただいて、チーム一丸となって戦えたことが大きかったです。

舘野 ありがとうございます。少し試合を振り返ると、今日のジュールは負ければ降格の可能性が高いので、いつも以上に気合いが入っていました。戦うのは厳しかったのではないでしょうか?

下地 そうですね。やっぱり戦っていても残留にかける思いというのは伝わってきましたね。それは試合前にもわかっていたことですが、こちらとしても受けて立つというよりは挑戦者のつもりで積極的に戦いました。もちろん今日、情熱の優勝を観に、応援しに来てくれた人もたくさんいましたので、そういう人たちに情けない試合は見せられないのでみんなで持ちを持って、戦いました。

舘野 なるほど。

下地 まあジュールも本当に強くて、勝てなかったですけど…(笑)。まあ引き分けという結果でしたが、参入戦につながる試合はできたと思っています。

舘野 ありがとうございます。今年の情熱の優勝は本当に1年間戦い抜いた積み重ねと思います。誰が良かったからとかを選ぶのは大変と思いますが、この人の成長とか、これがおおきかったとかありますか?

下地 えーと、一番は雑賀さんが選手から監督に就任していただいたことですかね。やはりそれはチームをまとめる部分でも大きかった。あとは今日はインフルエンザで来れませんでしたが、柏瀬の活躍と成長が大きかったかなはあります。もちろん今季、情熱に入ってくれた選手たちが僕たちが思っている以上にチームを助けてくれました。

舘野 ありがとうございます。では最後に関東リーグ参入戦に対する目標と応援してくれた人たちに一言お願いいたします。

下地 これから一ヶ月、死に物狂いで頑張って取り組みます。あのー参入戦は何回もする気はないので、今回で必ず上がって関東リーグに参入します!! そして応援に来てくれる人たちにも、情熱らしい試合を見せたいなと思っています。こうご期待!! してくれたら嬉しいです。

(ありがとうございました)

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文:舘野 秀行

写真:菊地 尚哉

 




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