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【東京都1部第4節インタビュー】世田谷フットサル10番 反町 彰

[投稿日] 2017.7.7


菅原からエースの座を引き継いだ心優しきストライカー
「彼は僕に対して厳しかったんですよ。感謝はしてるけど、かなり厳しく言ってくれて(笑)。大きくなれたかはどうかはまだわかんないけど、少しでも結果を出して、チームにとってプラスになれれば、彼の言ってくれたことの何分の一かは成長したと言える時が来るかもしれませんね」とは世田谷の背番号10番を背負う反町彰の試合後の言葉だ。そして彼とは昨季まで世田谷のエースとして君臨し、今季から戦いの場を関東2部に移した4年前の東京都2部の得点王・菅原龍輔選手(現BRB)の事だ。

前線でボールの溜めを作れ、振り向きざまの豪快なシュートや抜群のボディバランスからドリブルシュートを決めて得点を量産。守っても前線からプレスやフォアチェックで相手チームにとっても驚異の存在であった菅原はここ数年の世田谷の象徴でもあった。その存在の大きさは情熱戦での3対13での惨敗の中で見ていたほとんどの人が菅原が居れば…と思ったに違わない。もしいたら、誰よりも悔しがり、誰よりも逆襲しようとするからだ。ただ今季の世田谷に菅原はもう一人いた。この試合で一人気を吐き、怒りのハットトリックを決め、情熱の喜びインタビューを反省会にした男だ。

その男はこの八王子戦でも開始18秒で先制点を挙げ、チームを勢いに乗せると、決勝のアシストとダメ押しのごーるなど、2得点1アシストの大活躍。世田谷の今季初勝利に貢献するだけでなく、この日、会場で世田谷の試合を観ていた菅原を喜ばせた。ひとたび話すと得点王などどこ吹く風のチーム愛にあふれ、チームの勝利を誰よりも優先する心優しき一選手に戻る反町。本人はまだまだ菅原の足元に及ばないと謙遜するが、この日の親友の活躍に間違いなくエースの太鼓判を押したに違いない。

菅原が世田谷で取れなかった都1部得点王や世田谷の5位以内を反町が成し遂げたとしたら、間違いなく反町が菅原を超えたエースになったと言われるかもしれない。でもたぶん反町は超えても言わないだろう。それが心優しき男の所以でもあるし、まだまだ菅原に教わりたいことが山ほどあるからだ。とはいえチームの状態は初勝利を挙げたとはいえ、負け越しと情熱戦の大量失点でのビハインドを背負ってウカウカはしていられない。リーグ序盤の活躍で出番が多くなった〝新エース”反町の本当の戦いと正念場は間違いなくこれからだろう。世田谷の動向とともに彼の今後の活躍にも注視していきたい。

舘野 まず今日の勝利おめでとうございます!!

反町 ありがとうございます。

舘野 世田谷にとって待望の初勝利となりましたが、そこに一言お願いします!!

反町 (試合自体は)めちゃめちゃ苦しかったんですけども、今までとやり方を1つ変えて。勝利できたことは大きかったと思います。

舘野 なるほど。具体的にはどのようにやり方をかえたのでしょうか?

反町 今まではずっと後ろでパスをつなぐことが多かったんですけど、最初は簡単に相手の裏に蹴って行こうという流れで、そこからこれを武器にしようと練習から走る量も増やして取り組んだことがこの試合では身になったかなと思います。

舘野 かしこまりました。試合を振り返る前に、今日の対戦相手の八王子というそこそこテクニシャンが揃っている中で、世田谷的な対策はあったのでしょうか?

反町 そうですね。個人技がめちゃめちゃ上手だという事は知っていたので、14番の方であったり、(舘野 黒木さん)あとは17番の方であったり、(舘野 浅尾くん)あとデカい人とか(笑)。この3人がボール持った時には気をつけていこうと。特に船山さんが出た時にはマークの入れ替わりは無しで付いていこうとか、そういう話はしていました。

舘野 わかりました。では簡単に試合を振り返りたいんですけども、開始18秒でゴール。(反町 そんな早かったですか!?)僕も違うインタビューで速報というか、隣りで得点のトコだけは見ていたんですけど(笑)。あれは狙っていた感じですかね。

反町 そうですね。あれは狙ってました。ずっと練習していた形だったので。

舘野 世田谷としては先制点を取ればイケるという部分はあったんでしょうか?

反町 そうですね。先制点って変な話、開幕戦で引き分けたCAMISA戦しかなかったんですよ。(舘野 はいはいはい)あと2連敗は全部先制点を決められているので。まあ行きの車は小貫さんと来たんですけども、小貫さんからのボールで決めれて良かったです(笑)。

舘野 ナイスゴールです(笑)。その後、すぐに相手の浅尾くんに決められてしまったんですけども、世田谷の2点目が反町さんからのシュートパスに盛田選手がファー詰めでゴールと。アシストも完璧でしたね。

反町 ありがとうございます。

舘野 前半はそんな感じでお互い攻め手を欠いた形もありましたが、2対1で世田谷がリードで終えました。反町さん的には後半はどうつなげていこうと思ってましたか?

反町 前半はこっちも決め手を欠いた部分はありましたけど、ほとんどシュートで終わっていたので、(舘野 そうですね)このまま何を変えるというより、その精度を高めて、どんどんどんどんシュートで終われば、イケるというのはありました。あとはせっかく勝っているし、ベンチから盛り上げて行こう!! はありましたね。

舘野 はい。ゴレイロの長谷川選手が盛り上げてましたね。

反町 まあうちの盛り上げ番長なんで(笑)。ほんとに助かっています。

舘野 かしこまりました(笑)。後半序盤は八王子が攻めてきたんですけど、大瀧さんがすごい体を張ったディフェンスで守ってくれて、(反町 そうですね)その他の選手も攻められていた時間に守備で失点を防いだことで、世田谷に流れが変わります。32分に小貫選手が浮かし気味のシュートを決めると、4点目も小貫選手。そして5点目を赤松選手が決めると完全に世田谷が押せ押せ状態に。そんな中での反町さんのダメ押しゴール!!

反町 こっちも完全に押せ押せだったし、相手ももう攻め手が無くなっていたので、まあみんなのおかげで取らせていただきました。

舘野 いえいえ、ナイスゴールですよ。結果、戦前の苦戦予想は一転、6対1で八王子から勝利ということで、そこに一言お願いします!!

反町 こんな点差が付くとは正直、予想はしていなかったですね。ただ自分たちは練習でも対人ばかりやっていたので、それが今回の試合も含めて、球際でのもう一歩の大きな粘りになったと思います。

舘野 なるほど。最初にも今までとやり方を変えてとおっしゃってましたが、やはりチームとして危機感というのはありました?

反町 めちゃくちゃありました。このまま負け越しちゃうんじゃないかとかめちゃくちゃ考えました。まあでもそれは監督であったり、ウチの代表であったり、キャプテンの大瀧がチームをしっかりまとめていたので、彼らは僕ら以上に危機感を感じていたし、やり方が変わろうが、そのやり方に僕らはついていくだけでした。

舘野 かしこまりました。ではその流れでお聞きしたいのですけども、第2節の情熱戦。反町さん自身はハットトリックを決めたんですけども、結果は3対13の惨敗。振り返るのは辛いのですが、チームとしてはどんな状態だったんですかね? そこから巻き返した部分も聞きたかったので。

反町 うーん、なんだったんですかね(苦笑)。なんか切り替えろ!! とも言えず、正直、本当に完敗だったので。自分は3点取らせてもらいましたけど…そんなのどうでも良くて。今までやってきたフットサルの根底が崩れましたね。

舘野 でも4ヶ月前の昨季の都1部最終節の情熱戦は0対1でしたよね。この差は相手が補強とか強くなったからでしょうか?

反町 何が違うかと単純に言うとウチも菅原選手(現BRB)がいないというところで、だいぶそこが変りましたね。

舘野 そこは次に聞きたかったんですよ(笑)。

反町 たぶん情熱戦の戦い方くらいから菅原選手がいた時と同じようなフットサルをしても、勝てないと気づきましたね。ただ彼に教わったサルをしたいんですけど…ずっと教わってたんで、でも彼がいなくなるとその動きとか、フィニッシュの仕方とかなかなか難しくて再現できないんですよね。

舘野 でも逆に言えば菅原選手が抜けたことで、反町さんが大きく成長できた部分はあると思うんですよね。

反町 そうですかね。彼は僕に対して厳しかったんですよ。(舘野 あはは(笑)まあ友人として蹴ってた部分もありましたしね)感謝はしてるけど、かなり厳しく言ってくれて(笑)。大きくなれたかはどうかはまだわかんないけど、少しでも結果を出して、チームにとってプラスになれれば、彼の言ってくれたことの何分の一かは成長したと言える時が来るかもしれませんね。

舘野 いやいや誰よりも菅原選手が喜んでますよ。では最後になんですが、今の時点(※第3節終了時)で6得点で柏瀬さんに並びました。(反町 まじっすか!?)同率得点王なんですけど、ここに一言いただけたら。

反町 そうっすね。全然(得点王は)狙ってないんですけど、自分の持ち味はシュートで終わるトコなんで、それが結果的に良い方向にたまたま行ってるだけだと思います。

舘野 今年は本当に得点王争いが激しくて。町田アスピ勢や菅原さんもそうですけど、常に得点王争いに絡むような人達が抜けた分、逆に面白味があって、ものすごくチャンスはあるんじゃないかなぁと思ってますが。

反町 そうですね。本当に得点王を狙えば、チームが勝つんであれば狙いますけど、その前に2連敗して負け越しているんで、それを取り返せるようにチームを鼓舞していければと思ってます。

舘野 ありがとうございます。では最後にこれからの世田谷の目標と反町さんの目標で締めたいと思います。

反町 まずは目の前の次の試合の勝利ということと、自分の目標は今は自分で得点を取ってますけど、もっと周りを活かせられるようにアシストだったりとかも増やしていきたいですね。

(ありがとうございました)

文:舘野 秀行

写真:菊地 尚哉




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