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東京都1部最終節結果

[投稿日] 2018.1.10


6日、駒沢体育館にて東京都1部最終節が行われた。
上位5チームが優勝の可能性を残すために“五つ巴”とまで言われた今節。その緊張とプレッシャーの中、最初に登場したのが、勝ち点1差で追うネオ。“絶対に優勝をあきらめない”と誓うネオだったが、負ければその時点で残留へ黄色信号から赤信号に変わるゾットライズのハイプレスに苦戦。小林に2ゴールを決められるなど、前半を終えた時点で1対3とリードされる。しかしネオはここから優勝への執念を見せる後半開始早々に武藤が作ったチャンスに田口がきっちりゴールを決めると、27分にはその武藤が自ら個人技で持ち込みゴール。3対3の同点に追いつく。勢いに乗ったネオは29分に元林が右サイドから相手の意表を突くミドルシュートを決めて、ついに逆転。これで試合は決まったかに見えたが、33分にゾットライズは伊藤(琢)のゴール前へのパスを恒藤が決めて再び同点になる。その後も見ごたえのあるカウンターの応酬が続くが、決めきれず4対4のドロー。その結果、ネオの今季の関東参入は夢へと消えた。

その試合直後に第2試合で登場したのが、首位の美少年。後に高橋監督が語った「僕らはいつも通り、やるべきことをやった。それだけ」とこの試合でも平常心を強調。それがこの試合でも普段通りの強い美少年になって具現化された。7分に大高が右サイドから強烈なミドルシュートで先制すると、一旦は佐藤のゴールで同点にされるも、12分にはまたも大高が決めて勝ち越すと、19分にカウンターから花田がDFをかわし、鮮やかにゴールを決めて3対1で前半を折り返す。後半も得点こそなかなか奪えなかったものの、美少年ペースが続き、37分に土橋のパスをゴール前に飛び出した花田が冷静に押し込みゴール。今季得点王に輝いた大エースと次世代のエースの活躍でCAMISAに4対1で勝利。そしてこの結果、美少年の今季都1部リーグの優勝が決まった。

そして第3、第4試合と4位蹴球狂と5位の情熱が登場するも、優勝が決まってしまった影響もあるのか、両チームとも今一つ精彩を欠き、蹴球狂は1対4でサンパチオ、情熱は3対6で不動前に敗れ、終戦。そして最終試合で登場した今季の“大本命”のフウガはこの試合に残留を掛ける世田谷の必死のディフェンスからのカウンターに苦戦。2対1で迎えた23分に石山のゴールでついに世田谷に同点に追いつかれる。しかし『この1年間に想いをこめて。応援し、支えてくれたすべての人のために戦う』(※冨成監督のツイッターより抜粋)と冨成監督が言う通り、選手が奮起し、34分に山村が左CKからの折り返しをニアで合わせ勝ち越すと、37分には三笠の縦パスを受けた垂井がヒールシュートでダメ押し。4対2でフウガが世田谷に勝利。ただそこには感謝はあれど笑顔はなかった。

あとがき 勝負師たる所以(ゆえん)
昨季が勝ち点2差、そして今季は勝ち点1差で優勝を逃したフウガバッファローズ。試合後、冨成監督に話を聞かせて頂いたが、優勝できなかった泣き言や恨み節は一切なく、ただただ『美少年は素晴らしかった』と。
昨季の圧倒的な2位の成績から大本命と言われたフウガ。優勝できなかったことを傍から見れば“上がこけた”と言うのは簡単だが、現状は違っていた。今季から都リーグとは別にFチャレンジリーグに参戦。長時間移動を含めたホーム&アウェイの戦いには興業的な部分も加わるために常に真剣勝負が求められた。そして下部組織としてトップチームに昇格する選手も出るため、嬉しい反面、選手のやりくりは常に火の車。場合によってはFリーグの試合に出た次の日にFチャレのアウェイの地に向かった選手もいるという。それに“フウガ包囲網”と言われた今季の都1部はフウガとの対戦日程にベストの状態に臨んでくるチームが多く、過密日程で目に見えない勤続疲労を起こしていたフウガのほんの少しの隙が、狙われる形となった。しかしそのうっぷんを晴らすかのように全日本選手権東京都大会では関東1部の強豪を倒しての優勝。さすが“フウガここにあり”と言えよう。

そして優勝した美少年に触れたい。美少年・高橋監督が選手に求めたのは”絶対に勝て!!”ではなく“いつも通り、やるべきことをやる”という平常心であった。高橋監督自身は先日、惜しくも亡くなった名将・星野仙一監督と同じ“情に厚い闘将”である。出場をアピールしている選手でも勝ち負けに関係のある場面で無用であれば使わない反面、家族や恋人などが来ている選手をそっと少しでも出してあげる監督でもある。そしてとある試合では、人数が少ないタイトな戦いにピッチ上で選手がタイムアウトを求めても、一切使わなかった。それはタイムアウトを使い切っていた相手の方が喉から手が出るほどタイムアウトを欲しがっていたからだ。まさに勝負師でもある。その勝負師は選手を信じても、すべての試合に勝てるわけではない。毎年のように勝ち点は21、22を取ってきたそこにあと勝ち点2~3、つまり1勝分を積み重ねればひょっとすると優勝のチャンスが転がり込むかもしれない。その為にはやるべきことをやる。そして最後のCAMISA戦は必ず勝つと言ってるような今季の戦い方。愚直なまでに平常心を貫き、しかるべき時には動く。勝負師の勝負師たる所以が“五つ巴”と称された大混戦を制し、美少年に優勝の栄誉をもたらした。

美少年倶楽部の皆さま、東京都1部優勝おめでとうございます!!

結果は以下の通り。

【試合結果】
1月6日(土)駒沢体育館

NEO 4-4 ZOTT WASEDA RAIZ

CAMISA 1-4 美少年倶楽部

蹴球狂の詩 1-4 SANPACHIO FUTSAL CLUB

情熱ロンリネス 6-3 不動前

フウガすみだバッファローズ 4-2 世田谷フットサル

【順位表】
優勝 美少年倶楽部 勝ち点24/試合数11/得失点差19

— 関東参入戦ライン —

2位 フウガすみだバッファローズ 23/11/19

3位 NEO 21/11/10

4位 蹴球狂の詩 20/11/7

5位 情熱ロンリネス 19/11/15

6位 SANPACHIO FUTSAL CLUB 16/11/-14

7位 不動前 16/11/0

8位 FC NORTE 12/11/-5

9位 CAMISA 10/11/‐16

— 残留ライン —

10位 ZOTT WASEDA RAIZ 9/11/-8

— 残留ライン2※

11位 世田谷フットサル 9/10/-12

— 残留ライン3※

12位 DIVERTIDO八王子 8/11/‐23

2※…関東リーグ入れ替え戦にて美少年の来季関東2部昇格or関東2部12位FUTOROが関東2部に来季残留の場合、ゾットライズが来季東京都1部に残留。

3※…関東リーグ入れ替え戦にて美少年の来季関東2部昇格+関東2部12位FUTOROが関東2部に来季残留の場合、世田谷が来季東京都1部に残留。

 

文:舘野 秀行

写真:菊地 尚哉




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