東京都フットサル情報サイト Futsal Style(フットサルスタイル)

  • 運営団体
  • お問い合せ
  • facebook
  • twitter
フットサルスタイル

東京都フットサル情報

【東京都2部最終節インタビュー】闘魂6番 難波田 治

[投稿日] 2018.4.7


難波田治、かく語りき 2018
2月10日。この日、立川泉市民体育館では東京都2部最終節が行われていた。5位で最終戦を迎えた闘魂は十条と対戦。闘魂の生みの親であり、プレーイングマネージャーでもある難波田はこの日も大暴れ。前半はゴレイロとしてドイツ代表GKのノイアーばりにバンバン飛び出すと、後半は本来のポジションであるFPとして奮闘。試合こそ敗れたものの闘魂らしさは随所に現れていた。

その闘魂の創設者・首謀者であると同時にコンセプトの生みの親でもある難波田治。彼は元日本代表・元Fリーガーという肩書だけではなく、教師としての顔を持つ。そして物怖じしない性格と経験に裏打ちされた歯に衣着せぬ発言から“フットサル界のセルジオ越後”とも言われる。それだけではなく、フットサル界の良き兄貴分として、悩めるフットサラ―からの相談事も相次ぎ、まさに“フットサル界の声なき叫びの代弁者”とも呼ばれ、その戦いに賭けるストイックさはまさに“フットサル界の竹原ピストル”であり、その生き様やカリスマ性を鑑みれば“フットサル界の尾崎豊”いや“氷室京介?”など様々な時代の寵児に例えることができる唯一無二の存在でもある。

今回、試合後に闘魂の総帥であり、プレーイングマネージャーの難波田選手にインタビューを敢行。おりしもこの日の夜にはフットサル日本代表がAFC選手権の決勝で強豪イランと対戦。難波田の盟友である森岡薫もかの地で日の丸を背負って戦っている。そして今年に入り、フットサル界が大きく動いた。1つはFリーグが12年目にしてついに2部制の導入、そして難波田の古巣であるファイルフォックスがついにFリーグ入りに舵を取り、府中から八王子に移転、そして過去に難波田自身も戦ったことがあるアルゼンチン代表との親善試合などなど。だからこそ難波田兄貴に慌ただしく動いたフットサル界をめった斬りにしてもらいたい。内容は爆弾発言から辛口。直球から変化球まで大放談の一言一句はまさに難波田流のフットサル愛に溢れている。そして言葉の端々に出る日本代表や盟友・森岡薫への想い。インタビューをしてからだいぶ時間が経っているが、その問題定義や未来への提言は今現在のフットサル界を予見していたかの如くピタリと当てはまりつつある。その慧眼さには驚くばかりだ。

だからこそ今回も(3回目)言わせてもらおう…今宵はカリスマの言葉に目を通し、耳を傾けよ!! その先にフットサル界の未来が見える!!

舘野 今日の試合、お疲れさまでした。

難波田 ありがとうございます。

舘野 元都1部の十条相手に0対4で敗れてしましましたが、難波田さんから見て、試合内容はどうでしたでしょうか?

難波田 まあ今年のチーム状態がそのままいっちゃったなって感じですかね。なかなか人が集まんなくて、(舘野 はい)今シーズン、僕自身がゴレイロをやるのがけっこう多くて、(舘野 そうですね)けっこうやってる時に負けるのがほとんどですね。まあ途中からグチくん(坂口選手)が来てくれたけども、まあ後半の戦い方とか今年はこんな感じが多かったなぁという感じなので、まあ0対2ぐらいになった時に少し終戦モードにはなったかな(笑)。

舘野 なるほど(笑)。一応、今シーズン、この後のレジェンダの結果次第なんですけども、5位か6位くらいで終えるわけですが(※最終結果は6位)、(難波田 ちょうど真ん中くらいだね)これって難波田さんが当初描いていた部分で考えると何点くらい付けれるのでしょうか?

難波田 実は丁度いい。(舘野 あはは(笑)書いちゃって大丈夫ですか?)別に大丈夫です。ちょうど良い場所で順位かな。今年の目標として早く残留を決めましょうと。(舘野 はい)上に行く1、2位、3位くらいはやっぱこう人数いるし、凄く気持ちも1部に上がろうというのもあるので。やっぱこっちも(上で)やるならそこは常に揃わないとなかなか勝てないと思いながらやっていたチームなので、そういう意味ではこの順位というのはすごく理想的かなと。まあ今季の闘魂にはこの都2部のレベルが一番合っていたというか。たぶんですが、3部ならば勝っていたでしょうね。そんな感じです。

舘野 ありがとうございます。あのー、今季は選手権でも関東リーグのチームとやる事ができませんでしたが、今季の結果を闘魂の中では戦力補強も含めて、パワーアップすることは考えているのでしょうか?

難波田 今んとこ、全くないですね。(舘野 おおっ)今回の選手権の試合とか、結果だけだけどバッファローズの戦い方やアスピランチとかをみると、今の闘魂の状況を考えるとけっこう難しいのがあるかなと。例えば今回関東大会が行われた山梨に2週連続で行けますか? となると行けないと思う。ぶっちゃげ行きたくない(笑)。(舘野 あははは(笑))だったらこの辺で久々に10人以上集まったので丁度いいかなと。ただ一応、今季が終わって、今んとこという意味もあるけどね。

舘野 僕は期待しています(笑)。では話が少し変わりまして、今回試合のこと以上に難波田さんに聞きたい質問をたくさん考えてきたんですけど(笑)。

難波田 おおっ!! 答えられる範囲で(笑)。

舘野 まず1月なんですが、今まであまり大きく取り上げられなかったフットサル界がけっこう世間の注目を浴びる事がたくさんあったと思うんですよ。その中で先にお聞きしたいのが、今季から始まるFリーグの2部制について。同じ体育館スポーツのBリーグを見習ってなのか、なぜこのタイミングなのか。難波田さんのご意見をお聞きしたいのですが…。

難波田 まあ様々な情報やうわさも含め、僕の耳に入ってきた話だと、2部制にしないとAFCのオフィシャルの大会に出れないという通達があって急きょ、2部制を導入した部分はあるんではないかと。もちろん元々準備をしていたり、正確なことは定かではないけどね。(舘野 なるほど)まあ問題は周りがとやかく言うより、(2部制を)作らなくてはならない、募集をかけました。じゃあやりたい!! というチームがある以上できちゃうんだよね。だからそこにどんな目標やチームとしてどう運営していくのか、は各チームともこんなに厳しい面もわかっているのにFに行くという事は相当の覚悟というか。

舘野 そうですよね。

難波田 やっぱそこに携わる現役の選手たちもそこのスタッフになっていく、そこで自分たちの生活も含め、人生を掛けるような腹積もりの人しか残れないだろうし、なんだろ? 地域から行くチームだったり、行こうとしているチームはすごい分かれ目の選択になると思いますね。さっきも言ったけど、周りがとやかく言うより、正直、やってみないとわからない面はあると思いますけどね。

舘野 ありがとうございます。その意見に1つ言うなら今季Fチャレンジリーグに出ていたバッファローズとか町田アスピランチは強いのにFリーグの2部にも入れないじゃないですか。少し知名度が上がってきたFチャレンジを潰してまで、2部制をやるべきかな? はありますが…。

難波田 そういったチームはFに行かないんですね? (舘野 はい、下部組織なんでF2にも入ってません)まあ僕の意見からすれば、下部組織だから彼らはトップで行きたいという前提があるから、言い方は失礼かもしれないけど、サテライトチームとしてトップリーグに出るというのは要らないかな、と思っちゃうね。やはり彼らは昇格してトップで行くのが目標だろうしね。(舘野 おっしゃる通りです)逆に1つ疑問なのが、デウソン神戸の代わりに入ったアンダー23ですか。

舘野 はい、Fリーグ選抜ですね。

難波田 何だろ? よくわからない。(舘野 過去にJリーグでもありましたけど、意味わかんなかったですからね)1チーム自主降格したから急きょ必要になってできたのか、それとも計算して入れたのかはわからないけど、新チームを1部に入れるにしても、もっと吟味はした方が良かったんじゃないかな。

舘野 まだまだ難波田さんの中でもいろいろな意見がありそうですね。

難波田 そうですね。トップリーグでもFリーガ―としてどうゆう感じなのか? 今回の事が少しは良くなっているのか、そうでないのかっていうのが僕等ではよくわからないのが実情だし。まあ前向きにやってみないとわからないという所と、そうは言ってももっと考えてからやるべきだった部分が両方ある中で、まあ彼らはどっちなのかなぁと。やってみてわかる部分はあるけど、やったらもう戻れないですからね。

舘野 おっしゃる通りです。ただもう2部制が決定してしまった今、状況を見つつ、また難波田さんのご意見をお聞きすると思います。では次に聞きたいことですが、元々、難波田さんがいらっしゃって思い入れもあるファイルフォックス府中がホームタウンを八王子に移転して、Fを目指そうという動きがあるのですが、ここに一言頂けたら幸いです。

難波田 うーん、今となっては全く何とも…。

舘野 おほほほ(笑)。けっこう長年ファイルフォックスにいらっしゃいましたよね。

難波田 まあでも名前はもちろん、一緒に戦った仲間も僕の中では思い入れはありますけど、まあ今、中にいる人たちが(今回の移転を)決めてことなのでそこには何ともかな。闘魂の中にもファイル出身もいますし、(舘野 そうですね)もちろん新たなチームに応援に行くことはありますけど、Fを目指すと決めたという事はその覚悟があるという事なんでそこは尊重したい。ただ中には(今回の移転を機に)辞めざる得ない、離れていく人もいると思うので、なんだったら早く闘魂においでよ(舘野 あはは(笑))。一緒に蹴ろうよ。今はそれの気持ちの方が強いですね。


ファイルフォックスの八王子への移転。闘魂の中にも難波田を始めファイル出身が多く存在する。あの森岡薫も。

舘野 わかりました。続けてもう一つなんですが、先日、フットサル日本代表が前回のW杯王者でもあるアルゼンチン代表と親善試合を行いました。前に難波田さんにお話を聞いた時に、昔日本代表としてアルゼンチンを倒したことがあるということですが…。

難波田 ああ僕らがW杯に出た時に(※2004W杯台湾大会の事をさす)初めて国内の親善試合を組んでいただいた相手がアルゼンチンだったんです。(舘野 アルゼンチン、はい)あの時は土日連チャンで。未だに覚えてますよ(笑)。1日目が幕張、次が駒沢でやって、まあ2日目に僕らが勝ったんですけど。

舘野 おおっ、凄い!!

難波田 でもやっぱW杯の調整でアルゼンチンは日本に来てて、本大会では僕らは予選リーグで負けて、ブラジルと競ってのアルゼンチンは4位。だからあの時の僕らはピークをアルゼンチン戦に持って行っちゃってた部分もあると思うんで、勝ちはしましたけど、まあ本番では向こうの方が上手ですよね。

舘野 なるほど。今回の親善試合。お客さんの入りとかも含めて、代表に対する期待感というか、難波田さんはどのようなご意見をお持ちでしょうか?

難波田 その時どうだったんですか? 何人くらい。

舘野 第2戦の富山とかは3千百何人です(公式記録は3168人)。東京の大田区で行われた試合は平日という事もあったんですけど、僕らもいて、チケットは売り切れみたいなことでしたが、そこまでギュウギュウだった感はなかったですね(公式記録は2012人)。

難波田 富山は3千も入ったんですか。(舘野 はい、休日という事もありましたが)でも注目されていた部分もあったんですね。まあ代表戦てそんだけ入れば、まだまだギリギリ微かな光じゃないけど、フットサルというスポーツが認知されていく可能性はあるわけで、まあテレビもやってね。(舘野 はい、BSでやってましたね)良い環境でやれていると思うので、それは継続していくことが大切と思いますね。アルゼンチンも強かったし、また呼ぶとかね。

舘野 確かに、アルゼンチンも強かったですね。その勢いでお聞きしたいのですが、今日AFCでは日本はイランとの決勝戦(※インタビュー当時)。そのAFC選手権についても一言頂けたら。

難波田 うーん、何だろな。結果が本当にすべてなんで。もう内容とか云々より2年前のあの負けっていうの(※タシュケントの悲劇と呼ばれる“史上最強”日本代表のW杯予選での敗北)をとりあえず決勝に来たことでそれをチャラにはできないけど、自分たちでそれを払拭して欲しいなと。まあ相手はイランだし、世界レベルでどれだけできるのかというのはあると思うんだけど、日本がどこを目指すかという部分で今回ファイナリストに残ったことは十分評価できるし、でも今後これを死守していく事はもっと大事だと思うね。

舘野 なるほど。

難波田 ただ2年後はどうなのかな。40歳になる薫(森岡選手)と39歳になるイゴールがどこまでいけるのか。でもやっぱ今の日本代表を見ていると行かざるを得ない。プラスに今度のW杯予選でタイ代表(※前回のW杯でも決勝トーナメントに進出するなど、“アジアのブラジル”と呼ばれるまで成長)がどこに入るのか。グループポットが分かれるからイランはともかくタイが入る可能性もあるから。そういう所を見た時にこの2年というのはすごく大事になってくる。世界と戦って、ベスト8、16で勝つことを目標にするなら、今日のイラン戦はどこまでやるのか大事になってきますよ。(舘野 はい)まだまだ2年後、薫みたいな活躍ができる人がいるかと言ったらどうなんだろう? まあ清水(和也)君がどうなんだろうというくらいかな。もちろん西谷くんとか吉川くんとかは違う持ち味でプラスにはなるんだけど、点を取るというのはすごく大事で。

舘野 そうですね。森岡薫選手を見ているとすごくわかります。

難波田 本当に彼(森岡)がいなかったらここまで上がってなかったと思うし、でも彼に任せすぎるというのも、どっかでボロは出てくると思うし、そこかな。

舘野 あのー、闘魂に来る予定というのは? 森岡さんが…。

難波田 あのーやっぱ引退するつもりはないみたいなんで(笑)。(舘野 あはは(笑)すいません)まあ薫が引退するのが早いのか、闘魂が無くなるのが早いのか、こっちの方が全然早いような気がするので(笑)。まあでも彼はやり切って欲しいし、まだまだできる。

舘野 ありがとうございます。良いことを聞いた後に恐縮ですが、今回5位、6位で終わった闘魂なのですが、来季の巻き返しに向けてと難波田さんの目標で締めたいと思います。

難波田 またか(笑)。まあ巻き返しはないかな。これが4位だと言っても何の嬉しいとかも無いし、じゃあ1部行きたいかというと…うーん1部はきついかな(笑)。まあ2部残留が今んとこの目標かな。まあ残留するという事は勝つ試合もあるので、たまには勝って、時に負けてもフットサルを楽しめたら。そんな感じですね。

(ありがとうございました)

文:舘野 秀行

写真:菊地 尚哉




« 一覧に戻る
イベント募集情報
PSU
サッカーフットサルユニフォームのFCゴレイロ
viver
スポーツ合コンといえばベストパートナー
フットサルスタイル旧サイト
Futsal Baton Project フットサルバトンプロジェクト