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【東京都1部最終節インタビュー】アトレチコ新宿11番 谷口 大樹 

[投稿日] 2019.3.2


 


チームの勝利に貢献した松本選手とのショット

 

「開幕戦のFUTURO戦を落としたのがすべてだったと…」とアトレチコ新宿のエース・谷口(大)は声を振り絞るようにそう語った。

新宿は東京都1部昇格にあたり、本気で優勝を目指すべく大幅な補強を敢行した。関東2部から伊藤、樋渡が加入。そして同じ東京都2部でしのぎを削ったチームから松本も加わった。それに東京都2部で何年もくすぶっていた新宿を昇格に導いた策略家の安藤監督の手腕もあり、ある意味ダークホース的な存在として上位進出も狙えた可能性もあったが、結果的に今季東京都1部から降格する唯一のチームとなってしまった。そのすべてが開幕戦での惜敗だ。
昨季まで関東2部で戦っていたFUTUROと戦うのは、昇格チームの新宿からしてみれば、ある意味2カテゴリー上のチームと戦うのと一緒であった。それだけではなく“ミスターフットサル”こと上村信之介が率いるチーム。その相手を畏敬するのは仕方がない。ただあまりに畏敬し過ぎた。その結果、上村の妖刀使いのアシストパスに逆転負け。谷口(大)の挨拶代わりの2ゴールは上村の都リーグ降臨を引き立たせるスパイスになってしまった。

その後の新宿は善戦はすれど、惜敗を繰り返す。まさに「あの開幕戦の落とし方とか、そのまま流れの悪さを引きずっちゃって、立て直せないままここまで来てしまった」の言葉通り1勝もできぬまま降格が決まってしまった。ただこの試合の新宿は何かが吹っ切れたように都2部で見せた“らしさ”を全開。伊藤の2ゴールで逆転すると、ゴールハンター谷口が躍動。前半にセットプレーからゴールを決めると、自身も今季一番のゴールと唸る4人全員が連動した崩しからゴールを決める。そしてご褒美と言い放った鮮やかなオーバーヘッドゴールを決めて、今季10ゴール目となるハットトリックを達成。東京都1部に確かな爪痕を残した。

この勝利で新宿は勝ち点5。FUTUROとたった勝ち点1差でしかない。しかし現実はFUTUROは来季も東京都1部に残留、新宿は東京都2部で戦いを余儀なくされる。ただ最終節で見せた新宿の戦い方、そして東京都1部での経験が間違いなく新宿に新たな挑戦をもたらすのは言うまでもない。そして谷口はどこにいくのか? 新宿でプレーするのか、違うチームでやるのかはわからない。ただひとつ言えることはどのカテゴリーで、どこでプレーしてもひたむきにチームの勝利の為にゴールを決める。泥臭くとも鮮やかに。それは紛れもない真実である。

舘野 お疲れ様です。

谷口 ありがとうございます。

舘野 まずは今季7対4で最終戦にして初勝利という事でここに一言お願いします!!

谷口 うーん、正直何とも言えないというか、降格が決まった後で気持ちを切り替えていた所なんですけども。(舘野 そうですね)今季の戦いの中でどこかで勝ち点3が取れていれば、流れが変わったのかなという思いは強いですね。ただ最後に思いっきって戦ったことでこういう結果が出たことは素直に嬉しいですけどね。

舘野 その降格の件ですけども、降格が決まった後に、モチベーションが上がらない中でどうこの戦いに向けて切り替えましたか?

谷口 やっぱり2部から昇格して、2部のチームを代表して上がってきたという意地もありましたし、勝ち点3を取れないままリーグを終えてしまうというのは絶対に嫌だったので、そこはプライドを持って戦おうという強い気持ちで臨みました。

舘野 ありがとうございます。ではこの最終節に向けての新宿のご準備というか、CAMISAに対する対策等はあったのでしょうか?

谷口 そうですね。いろいろ上手くいかないリーグの中で監督や選手同士で話して、降格云々や無しにまずは自分たちが一年間やってきた事をしっかりやろうと。その中で相手はゾーンで守ってきたので、上手く相手のディフェンスのライン間を使ったりだとか、角を取ったりだとかそういう風に戦ったことが上手くいったのかなはありますね。

舘野 かしこまりました。では簡単ながら谷口さんのシュートシーンを中心に振り返ります。まず伊藤さんが2点を取って、すごくチームの流れが良くなって、(谷口 そうですね)谷口さんの1点目って左CKから合わせた感じでしたね。

谷口 はい。セットプレーで早いリスタートで、たまたまフリーで、それにキッカーが気づいてくれて。けっこうイージーな形で入ってくれて良かったです。

舘野 その後、3対1で前半を終えたんですけども、チームとしてはこのまま得点を取りに行こうか、それとも守ろうかはどちらを考えたのでしょうか?

谷口 今シーズン考えてもリードしてても追いつかれたことが多々あったので、まずは失点はしない事を優先に、でも点は取りに行こうと。後半は相手が前に来た時に食いつかせて、取って行こうという形でやって行きましたね。だから私の2点目なんかは上手く周りが動いてくれて良かったです。

舘野 はい、長いパスからのシュートですよね。(谷口 はい、そうです)あれは良い形でしたね。

谷口 良い形だったでしょ。4人が連動した今シーズン一番のゴールだと思っています。

舘野 わかりました。その後、相手はパワープレーを仕掛けてきたんですけども、パワープレー返しが逆にハマって、谷口さんが1点を取ってハットトリック(※公式記録は新宿の5点目はオウンゴール)。そして6対3で迎えた谷口さんの4点目が…あの。

谷口 はい(笑)。4点目はゴレイロが同じ谷口君に交代して、(舘野 そうですね)私が左サイドに抜けてきてました。この形って今シーズンというか、新宿でずっとやってきた形ではあるんですけど、最後に神様がご褒美というか…。

舘野 最高のオーバーヘッドキックシュート。努力してきたご褒美ですね。

谷口 きれいに入ってくれて良かったです。

舘野 本当に素晴らしいゴールでした。試合もそのまま7対4で勝利を収めました。おめでとうとは言えないまでも、最後に新宿らしい勝ち方でしたね。(谷口 ありがとうございます)ちなみに谷口さん自身は今季東京都1部初挑戦ながら11得点(※前出のオウンゴールで記録は10ゴール)。ここに一言お願いします!!

谷口 うーん、個人の得点としては11点なんですけども、それがチームの勝ちに結びついていないのが、まあ正直自分としては評価しきれないです。(舘野 なるほど)チームを勝ちぬ結びつけてこそ、点を取るのが僕の仕事だと思うので、そこの部分では満足してないです。

舘野 とはいえ、新宿、今季最終戦の雰囲気はめちゃめちゃ良かったですね。それは降格は別としてチームとして何か東京都1部に爪痕を残したかったり、あとはご家族も含めたサポーターの為にという部分はあったのでしょうか?

谷口 そうですね。やっぱり先程も話した通りプライドを持ってやろうという部分と、思い切って自分たちの良さを出そうと考えたした。だからベンチの中でもネガティブな声も無いし、応援に来てくれた家族の為にもみんなで全力でやろうと。ただ…これがもう少し早く出ていればなぁ。(舘野 おっしゃる通りです)できたら降格が決まる前にどこかで出ていればね。まあタラレバですけどね。

舘野 うーん、まあ難しいですよね。結果的に降格が決まって初めて気づかされる部分もありますから。ただ開幕戦、あの時にFUTUROを倒していたら、または引き分けていたらはありますよね。

谷口 実はよく仲間とも話してます。開幕戦のFUTURO戦を落としたのがすべてだったと…。あの開幕戦の落とし方とか、そのまま流れの悪さを引きずっちゃって、立て直せないままここまで来てしまった。最後の最後に少しだけ良いトコを見せれたかもしれないけど、本当に悔しいです。

舘野 うーん、とはいえこの勝利を先につなげて前を向くしかないですもんね。(谷口 はい、そうです)では今日で今季は終わりましたが、あらためて今後の谷口さんの目標で締めたい思います。

谷口 はい。まずはこのチームに関わるスタッフ、ご家族、チームメイト、そしてスポンサーの皆さまに支えてもらって、結果としては残念でしたけど、一年間無事に戦え抜けたことは本当に感謝しています。本当にありがとうございました。そして、僕自身は今年でまあまあの年齢になるんですけど、まだまだ現役バリバリでやりたいので…

舘野 やっていきましょうよ!!

谷口 ありがとうございます(笑)。まだまだ良いパフォーマンスをお見せしたいので、これからもよろしくお願いします。

(ありがとうございました)

文・写真:舘野 秀行

写真:菊地 尚哉 ※一部、写真をフウガバッファローズ戦のものを使用してます。




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