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【東京都2部最終節インタビュー】闘魂6番 難波田 治

[投稿日] 2019.4.30


難波田治、かく語りき 2019
2月9日。大雪が降り、寒さの底となったこの日、葛飾区奥戸総合スポーツセンターでは東京都2部最終節が行われていた。9位で最終戦を迎えた闘魂はファイルサテと対戦。闘魂にはファイル出身の選手が多く、事実上のファイル対決になった試合はファイルサテの若い力に押され、後半途中まで1対5と劣勢で終盤を迎えていた。その後、仲間の活躍もあり、4対5で迎えた試合終了間際、パワープレーからミドルシュートを決めたのはゴレイロのユニを来た難波田本人。値千金の同点ゴールはこの日一番の盛り上がり。ここぞという場面で決定的な仕事をする千両役者ぶりはまだまだ健在だ。

その闘魂の創設者・首謀者であると同時にコンセプトの生みの親でもある難波田治。彼は元日本代表・元Fリーガーという肩書だけではなく、教師としての顔を持つ。そして物怖じしない性格と経験に裏打ちされた歯に衣着せぬ発言から“フットサル界のセルジオ越後”とも言われる。それだけではなく、フットサル界の良き兄貴分として、悩めるフットサラ―からの相談事も相次ぐことから“フットサル界の声なき叫びの代弁者”とも呼ばれる。自身が率いる闘魂での戦いに賭ける熱い想いやエンターテイメント性はまさに“フットサル界のフレディ・マーキュリー”であり、その生き様やカリスマ性を鑑みれば“フットサル界の尾崎豊”いや“氷室京介”など様々な時代の寵児に例えることができる唯一無二の存在でもある。

試合後に闘魂の総帥であり、プレーイングマネージャーの難波田選手にインタビューを敢行。最終節で戦ったファイル対決から再び一強時代に戻り、プレーオフが縮小されたFリーグの現状、“悪魔の左足”ロベルト・カルロスの参戦、自身が発信するSNSの真意、そして…この時に初めて知らされた盟友の闘魂参戦などなど。

今回も内容は爆弾発言から辛口。さみだれ斬りに切っていただいた。ただ直球から変化球まで大放談の一言一句はまさに難波田流のフットサル愛に溢れている。そして言葉の端々に出る日本代表や今もフットサル界を背負って立つ仲間たちへの想い。そして誰よりも選手ファーストの目線。インタビューをしてからだいぶ時間が経っているが、その問題定義や未来への提言は今現在のフットサル界を予見していたかの如くピタリと当てはまりつつある。その慧眼さには驚くばかりだ。

だからこそ今回も(ついに4回目)言わせてもらおう…平成最後の日はカリスマの言葉に目を通し、耳を傾けよ!! その先に令和のフットサル界が見えてくる!!

舘野 今日の試合お疲れさまでした。

難波田 ありがとうございます。

舘野 まずは今日の試合の最後、パワープレーからの劇的なミドルシュート!! (難波田 ただ足に当たったら入っただけ…)そこに一言頂いてよろしいでしょうか?

難波田 まあ追いつくような展開になるとは思ってなかったので。1対5になった時点でこのまま静かに終わって行くのかな? と思った矢先にポンポンポンとPKから4対5まで行けたから少し欲が出た部分はあるよね。(舘野 あはは(笑))智くん(北選手)もベンチにいて、今日イナ(稲田選手)も来てくれていて、2人が配置を教えてくれていて、そのまま出たらやれたんで。まあ願ってもないチャンスを頂いたしかないよね。

舘野 なるほど。その部分を一つだけお聞きすると、パワープレーをするにあたって難波田さんが入ると後ろは勝さん(※攻撃的、ドリブラー)を久光選手(※守備的、ハードワーク)に変えるパターンしか思いつかなかったですけど…。(※筆者の勝手な思い込みです

難波田 それもあったけど、僕とイナが後ろで残って、要佑(川股選手)を含めた前を3人にするとかね。左利きも二人いたし、ボールがキープできるからね。(舘野 なるほど)だから結果的には僕が決めたけど、全然誰かが決めれるチャンスはあったと思う。もちろんベンチからの智くんの指示が良かったんだけどね。

舘野 ありがとうございます。5対5の引き分けでしたが、観ていても楽しいナイスゲームでした。(難波田 いえいえ)ちなみになんですが、今日ファイルサテと対戦するという事で、闘魂自体がファイル出身が多く、事実上のファイル対決になるのですが、そこに対する難波田さんまたはチームの皆さんの考えというのはあったのでしょうか?

難波田 うーん、まったくない…いや、まったくないとなるとウソになるけどね(笑)。ただ僕としての理想を言えば、ゼロから人を集めて作ったチームでしっかり4部(オープンリーグ)から1個ずつ上がってきて、トップと入れ替えをしているようなチームならばもっと良かったなとは思う。大変とは思うけど、実際、僕らも人工芝のコートからここまで這い上がってきたわけだから。

舘野 そうですよね。

難波田 もちろん今のファイルを支える人たちがこれからのファイルを考えた時に八王子と力を合わせて発展させていくのも理解できる。実際戦ってみて良いチームだったし、やっぱファイルだなと思ったし、ここまで育て上げたスタッフの皆さんのご苦労を考えると本当リスペクトしかないのは確かです。ただ俺たちがいた時のファイルならば1対5から追いつかれたかな? とそこは考えちゃう。この話は以上。

舘野 ありがとうございます。ちなみに今日の闘魂はいつもより人数が多かったですが、それはファイル対決を意識した部分はあったのでしょうか?

難波田 正直、対戦相手がどうのこうのではなくたまたま集まったです。ただ最後くらいはみんなで揃いたいよね、って年末くらいからみんなで話してそれが実現しただけです。正直、今季もなかなか人が集まらなくて、最初からパワープレーをやる事もあったし、俺らの中でも“またか”って言うのもあって。(舘野 はい)とはいえ来れない時は来れないわけだし、ただ今日になって急きょ顔を出せるとか、雪で仕事が無くなって行けるみたいな。だけどみんなが来れたから今日みたいに劣勢から追いついたのは事実だから。

舘野 なるほど。そういうチーム事情があったわけですね。

難波田 もちろん追い付いた事は大事だけども、僕らとしては結果以上に彼らの一つひとつのプレー、例えばイナのシュートだとか、要佑のピヴォでのプレーだとか、生で見るとやっぱすげーと思うし、一緒にやっていて誇りに思う。そういうものを今日ここに持ってこれただけ良かったとは思ったね。

舘野 おっしゃる通りです。観ている人もですし、相手のファイルサテも含めてやっている人もおもしろかったと思うし、勉強になったと思います。僕としても今季の都2部をしっかり観てきたわけでないですが、闘魂さんのベストゲームと思いました。

難波田 本当ですか!? ありがとうございます(笑)。

舘野 いえいえ(笑)。ではここからは違う質問ですけども考えてきまして、何点かぶつけます。まずは今季は今の時点では9位なんですが、(※最終的には8位)闘魂さんから見て納得がいく部分、納得がいかない部分でいうとどんな感じなんですか?

難波田 正直、納得はしています。

舘野 本当ですか…。

難波田 今シーズン本当に集まらなくて、僕がキーパーをやる機会が多すぎた。(舘野 そうですね)僕がキーパーだけならまだ、というか、最初からパワープレーをするだけなんで良いんだけど、正直この日にならないとわからないことが多すぎた。メンバーも7割、8割がた来れてないし、正直良く残留したなぁと。

舘野 なるほど。

難波田 もちろんこれが3位だったらいいのか!? と。どこまで9位と違うのと。(舘野 確かに(笑))本音の部分を言えば、順位云々より、みんなで集まって試合がしたいなぁの方が強いし、だから結果というのはあまり気にしてない。まあ今シーズンの苦慮した部分がそのままの結果で出たなぁという感じですね。

舘野 ありがとうございます。では少しリーグ戦から離れるんですけども、難波田さんといえばいろいろお聞きしたい中で、やはりFリーグの現状というの聞かなければならないと。(難波田 はいはい)現在は入れ替え戦も含めF1とF2までやっているんですけども、正直言うとお客さんを含めて苦慮している部分もあります。いろいろ施策はしているようですが、難波田さんから見てどのようなご意見をお持ちでしょうか?

難波田 なんか…あまり情報が入って来ないというか、僕の中でも距離が遠くなったなぁという感じはします。(舘野 ちょっとそうですね)もちろん自分がその世界から離れているのもあるけどね。ただ木暮が日本代表の中で指導者としてやっているし、薫(森岡選手)もまだやっているし、友紀(金山選手)もやってるし、その他にも一緒にやっていた仲間もやってるわけだから気になるのは確かです。そういう良くしようと頑張ってる人たちがいる反面、さっき祐介(稲田選手)とも話したけど、内情は大変だなぁという感想は変わらないですね。

舘野 なるほど。

難波田 今日もセントラルやっていると思いますけど、どれくらい人数が入ろうが、今日に関しては消化試合になっているし、プレーオフも削減してて。(舘野 そうですね)なんか期待しているものとは逆行していていることが運営側は絶対あると思うんだけど、今これじゃないだろうって。(舘野 ありますね)次はこうしないととか、ここを目指さないととかね。すごく情熱を持った人たちが想いとしては持っているのは伝わる。ただ自分の立場とか自分の生活とかを考えると、今は堪えながらできることを一生懸命にやりましょうという人たちが残っているんだと思うね。

舘野 おっしゃる通りだと思います。実際にその世界に長くいた宮田さん(府中・立川アスレティックFC)だったり、岡山さん(府中・立川アスレティックFC)(※インタビュー当時・府中・立川アスレティックFCからのリリースが続いたため)だったりけっこうFリーグを離れる人が続いていますね。

難波田 自然な流れだと思いますし、他のチームを含めたらこれからも増えるかもしれないしね。

舘野 そんな中で今季はFリーグの活性というか、客寄せ企画としてブラジル代表で活躍したロベルト・カルロスがFリーグ選抜に入りました。たった1試合、2試合でしたが、世界的な名手の加入は様々なメディアでFリーグが取り上げられたと思うのですが、難波田さんとすればどのようなご意見をお持ちでしょうか? もちろんこれでいいのか? という部分もありますが…。

難波田 僕の意見を言わせていただければ、全然反対。

舘野 反対ですか…これ書いて大丈夫ですか!?(笑)。

難波田 大丈夫です。僕個人としての意見ですよ。ただ口には出さないけどみんな思ってるはずですよ“違う”って。(舘野 そうですね)だけど違うって言えなかったり、今はやりたいようにさせて、どっかで変えていきたという人が中で踏ん張りながら頑張ってるというのがすごく伝ってくる。ただ僕は外の人間だからあーだこーだ言える立場だから“反対”とは言えるけど、もう悔しさしかないんじゃないかな。こういう企画が通っちゃうこととか、結果来て活躍して、Fチームが負けて。

舘野 すごい活躍して帰って行きましたね。

難波田 言い方悪いけど、(ロベルト・カルロスが来て)確かに何千人入りました。終わったら次の試合はガラガラです。僕は見てて、悔しさしかない。やってる人の気持ちを考えるとね。ただその中でも頑張っている人がいるので、ガヤガヤ言うより、彼らを応援してますというスタンスはずっと持ちながら、外から良い方向に行くよう見守っていきたいですね。

舘野 ありがとうございます。では次の質問なんですけども、難波田さん自身がフットサルの代表戦やサッカーの日本代表戦であったり、Fリーグの試合についてSNSを通じて発信している部分があるのですが、その中には辛口な部分もあれば確信を突くものもあったり、いろいろな人が注目したり、楽しみにしています。その中での難波田さん自身の狙いというものがあればお聞かせ願えたら幸いです。

難波田 なんだろ。まず選手は本当にめちゃくちゃ応援しています。もち僕自身も代表にいた経験も踏まえてですけどね。選手が頑張っているのと、協会が考えていることとか、運営に関してはいくつも疑問があるんですね。そこは今、一分一秒をこの試合に賭けている選手たちとすごく温度差があるような気がしてならないんですね。(舘野 はい、すごく伝わります)その“あらわれ”みたいのは代表の試合とかにすごく現れるし、Fリーグの一つの試合を観れば自分の中ではわかるんですね。(舘野 はい)だから選手を応戦したい。すごく頑張ってるから。それと同じようにもっとやってくれよと運営や協会というのが本心ですね。そこはすごく言いたい。

舘野 かしこまりました。そのSNSの中には同僚であった森岡薫選手への想いという言うのが伝わるくるのですが、やはり注目している部分はあるのでしょうか?

難波田 あれに関してい言えば完全にひいきしている所もあるので(笑)。(舘野 あははは(笑)、そうですよね)木暮と薫に関していえば、個人的に僕の想いが強すぎるので、他の人よりは情とかは移りやすいよね(笑)。もち年下なんだけど、リスペクトしてる。ただ僕の中では彼らに対しての想いや感情は辛口になる部分もあるかも知れないけど、間違ったことは言ってないかな。だからもっと彼らをFを含めた運営や協会とかに使わないと本当にもったいない。(舘野 もったいないですよね)そんな気持ちです。

舘野 ありがとうございます。代表戦ならびにFリーグの質問はここまで何ですけど…では最後に闘魂の話に戻ります。一応、今回9位(※最終順位は8位)ということなんですけども、来季の目標と難波田さんの目標と補強策等を教えていた頂けたら幸いです。

難波田 補強策!? (舘野 一応、お聞きしてもよろしいでしょうか)毎年やるんですけども、これが終わって、来シーズン誰かか来るかもしれないし、辞めてしまうかもしれない。ただ今日ですら集まらなくなってしまったら(チームとしての存続が)無くなってしまうと思うんですよ。

舘野 えっ、そんな。

難波田 もちろん来シーズンはやるんだけど、(舘野 良かった( ホッ))次の年はどうなるかわからない。そうなると補強も含めて必要とは思うんだけど、闘魂を立ち上げてもう丸5年で来シーズンは6年目なんだけど。(舘野 はい)ラスト1年となっても言いように、ただ新しい人を入れるだけでだけじゃなくて、来シーズンも残る人たちと全敗しても、僕はボールを蹴るためにできるだけ毎回来たい。それは3部落ちようが、仮に1部に上がろうが、次は無いかも知れないので、時間は大切にしたいですね。

舘野 わかりました。貴重な時間ありがとうございました。

難波田 あっ、そうだ。補強策で思い出したんだけど、実はもう手を回してるから。

舘野 おっ、有名どころですか? 書く書かないは別として教えて頂くことは可能ですか?

難波田 いやあの、あんたの知ってる人(笑)。

舘野 えっ、誰!?

難波田 あははは(笑)。えーとそれは…。

今季の開幕戦の闘魂の集合写真

(ありがとうございました)

文:舘野 秀行

写真:菊地 尚哉




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