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【東京都1部第5節インタビュー】NEO13番 目黒 祥晃

[投稿日] 2019.9.28


ネオ、逆襲の切り札
ネオの公式戦3連敗…ここ数年で初めて見る惨劇でもあった。
ただ筆者いや、ネオが東京都で戦い始めてから曲りなりにもずっと見てきた人間としてはショックはもちろんであるが、ネオの戦い方や攻撃のパターンが様々なチームに研究され尽くされているのは感じていた。

それは今回の目黒選手へのインタビュー内でも指摘しているし、小坂代表並びに様々な選手へのインタビューでも聞いてしまう部分はあった。実際に中心選手であるエース田口や小坂代表へのマークは厳しく、攻撃的なネオに対抗し、ドン引きで引いてゴール前でガチガチに守ってカウンターという戦い方をするチームも多々存在するからだ。もちろんそれはライバルが多い中で東京都の頂点を狙うチームの宿命でもあるし、ネオの戦い方に憧れ、見よう見まねでネオを研究してきたチームもあると思う。

じゃあこの状態がドン底かといえばそうではないと思う。ネオの既存の戦い方に他チームから加入した選手の経験や長所を活かし、バリエーションや引き出しを増やしていく。その中で相手の厳しいマークが分散され、中心選手が自分を思いっきり自分を出せる場面が出てくる。3連敗はチームにいろいろ気づかせてくれた勉強料と思えば切り替えできるはずだ。

そんな中での目黒の存在は大きい。古巣の堅守速攻の体現者でもあるし、小坂との違いが出せる大型ピヴォでもある。その目黒がガチガチに堅守速攻を仕掛けてきたノルテに対し、決勝のゴールを決めた。そしてその後のフリーとなって田口の2ゴール。連敗前の試合とはいえ、新たなネオの片りんを見せつけた試合でもあった。

関東で花を咲かせるを旗印に埼玉から東京に殴り込みを掛けてきたネオ。その戦い方に賛同し、様々な選手が門戸を叩いてきた。今季も目黒を始め、金崎、小貫、伊賀など他チームのエースクラスが加入し、大胆な補強をしてきた。すべては関東で勝つためだ。その途上での初めてともいえる大きな躓き。そんな中で逆襲の切り札は虎視眈々と勝利の為に体を張って、走っている。

舘野 今日の試合での勝利おめでとうございます。

目黒 ありがとうございます。

舘野 まず前節でCAMISAに敗れて、仕切り直しとなったノルテ戦での勝利!! そこに一言頂いてよろしいでしょうか?

目黒 えーと、前の試合負けていたので、どうしてもチームで勝ちたかったので、この勝利にホッとしています。

舘野 ありがとうございます。前節から1ヶ月以上空いてしまいましたが、今回の相手であるノルテにたいするチームでの対策等はあったのでしょうか?

目黒 前回のCAMISA戦で走り負けていた部分があったので、数的優位の部分の切り替えの所の走り切る部分であったり、球際のしっかり行くという部分を練習中から意識して準備はしてきました。

舘野 わかりました。あとちょっとお聞きしたいのですけども、現在去年まで在籍していたジュールが首位(※インタビュー時点)ということで、目黒さん的なご意見をお聞きしたいのですけども、どんな気持ちなんですかね。

目黒 正直な所は複雑ですが、実はすごく嬉しい(笑)。(舘野 あはは(笑))もちろん今はお世話になっているネオが一番好きですけど、ジュールにはお世話になった方や仲良くさせて頂いている方が多くて、本来ならば同リーグのライバルチームへの移籍で手の平返されてもおかしくないんですけど、みんなネオ行っても頑張ってくれと。

舘野 それは嬉しいですね。

目黒 辞めてもそんな仲間だから、ジュールが勝つと嬉しい。そのジュールが今日設営やオフィシャルという事で良い所見せたいという気持ちは強かったですね。

舘野 なるほど。そんな中でのご活躍良かったですね。では簡単に試合を振り返ります。まず最初、前半何ですけども、頼富さんが先制して、その後FKから元林さんがゴールを決めたんですけども、1点取れば追いつかれる展開が続きます。すごく雰囲気的にイヤな流れでしたが、どのように後半を迎えようとしていましたか?

目黒 僕らの中ではスコアは2対2と取り合ったんでですけども、結果的にイーブンだったので、(舘野 そうですね)もう一度、0対0からスタートで気持ちを切り替えて行こうと話してました。あとは押し込んではいたので、出ている選手に指示を出したり、もっとみんなで声を掛けて、流れを良くしようと考えてました。

舘野 なるほど。あと前半なんですけども、ノルテの守備ブロックがキツくなかったですか? (目黒 キツかったです)あー後ろで4人で固めて狭められちゃうと。崩すの難しいですよね。

目黒 そうですね。前から来るんではなく、後ろでガッツリ付けられていたんで、どうしようかなと。(舘野 そうですよね)いつもならばもっと前から来てくれるイメージがあったので、前半はキツいかなと思ったんですけど、後半はこっちももう少し動いてピヴォ当てしようとポイント、ポイントに入って行けたので後半はやりやすかったです。

舘野 わかりました。後半最初は拮抗した展開はあったのですけども、29分に目黒さんがコーナーからのパスをミドルシュート。あれってどんな感じでしたっけ?

目黒 あれは…僕がそこに(ぺナ外右サイド辺り)入っていくことがほとんどなかったので、そしたらいいボールが来て、良いタイミングで捉えることができました。あんなゴール本当にないです(笑)。

舘野 確かに喜びようも含めてナイスゴールでした。この目黒さんのゴールで完全にネオが息を吹き返して、すぐさま田口くんが相手の隙を突いたごっつあんゴール2発!!

目黒 みんなで田口ごっつあんと話してました(笑)。(舘野 あはは(笑))田口が決めるとホント絵になるんですよね。

舘野 持ってるというか。点取り屋の臭覚が備わってるというか。いるべき所にいるんですよね。

目黒 そうですね。本当に羨ましい(笑)。

舘野 確かに(笑)。その後、積極的な前プレで相手のオウンゴールを誘い、6対2で勝利!! そこに一言お願いします。

目黒 そうですね。自分たちがやろうとしたことを前節ではできなかった事が今日は全部できた気がします。例えば流動的にセットを作ってやってきた中で、一人ひとりの関係性を大事にしながら3セットで回して勝利したのは大きいですね。

舘野 なるほど。ただ私的なご意見ですが、今日のノルテ戦や前節のCAMISA戦を見させていただきましたが、ちょっとネオの戦い方が他チームに研究されつつある感じはしますね。例えば田口くんの動きに対するディフェンスであったり、小坂さんのピヴォに対する対応であったり。

目黒 そうですね。マークは厳しくなっているのは感じますね。

舘野 そのような状況で戦い方の変化が欲しい中での今回の勝利は大きいと思います。それが今回の頼富さんのゴールであったり、目黒さんのゴールになると思うのですが。

目黒 そういって頂けると嬉しいです。

舘野 では次の質問なのですが、ネオに入ってみて、ジュールとの大きな違いは何かありましたか?

目黒 ジュールにいた時は走りを中心としたメニューが多かったですね。それと組織的な守備と切り替えにを重点的に鍛えてました。それが伝統的に堅守速攻と言われる所以ではあると思うんですけど、だからネオに入った時にそれが無かったことにまずビックリしました。

舘野 なるほど。

目黒 逆にネオはみんながフットサルを良く知っていて、なおかつボール扱いが上手いんですね。小坂代表しかり、畠中さん、最近は言った小貫もそうですし、伊賀も…上げたらキリがないんですけど。そのフットサルを知っている人たちの中で切羽琢磨しながらも、いろいろアドバイスを受けたり、今まで知らなかった知識を得たりしているとまだまだ成長できる。そんな感じがしますね。もちろんジュールでもいろいろアドバイスや知識を頂きましたが、ネオはフットサルマニアが多すぎ(笑)。楽しいです。

舘野 なるほど(笑)。そんな中で目黒さんのこのチームでの求められる役割というのは何か決まっている部分はあるのでしょうか?

目黒 もちろんピヴォとして身体を張るという部分はありますが、僕自身、小坂さんのようにがっつり構えて、捌いてシュートを打つというよりは前からプレッシャーを掛けて、体を張ったり、走る。そういったジュールの時から意識してきたものをネオではより良く出せたらいいなとは思ってプレーしています。

舘野 わかりました。では最後になりますが、今季の目標と目黒さんの目標で締めたいと思います。

目黒 ネオとしての目標は東京都1部を優勝して、関東で戦う事です。個人的な目標は得点王とまではいかないけど、勝ちに貢献できるプレーをするですかね。

舘野 ちなみにジュール戦がまだ残っていますが、何か意気込み等はありますか?

目黒 いや、注目して頂いて(笑)。それだけですね。

(ありがとうございました)

 

文:舘野 秀行

写真:菊地 尚哉




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