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【東京都1部第5節インタビュー】SANPACHIO FUTSAL CLUB 88番 平松 翔

[投稿日] 2019.10.10


 今季初勝利を呼び込んだハッスルプレー
2対2の同点で迎えていた後半。負ければ残留争いに黄色信号が灯るサンパチオは本気モード。それを表現したのは運藤量の激しい平松だった。22分に出足の鋭いカウンターからシュートを放つと、28分にはまたもカウンタ―から小出のパスを受けた左サイドの平松がゴレイロを引き付けて小出に折り返す。惜しくも合わなかったが、何度も勝ち越し点への飽くなき執念を見せる。それは日本で今開催されているラグビーW杯のサモア戦でつぶられても前へ前へのアタックを挑んだレメキ・ロマノラヴァ選手のように。その平松のハッスルプレーがチームの推進力になり、31分に鯰江のゴールで勝ち越し、、そして34分には紅谷の右CKに平松自身も詰める。結果はオウンゴールになったものの平松の激しいプレッシャーがゴールをもたらしたのは言うまでもない。その後、飯野がダメ押しゴールを決めて5対2で蹴球狂を破り、第5せつにして今季初勝利を挙げた。

今季のサンパチオは例年にないくらい苦戦している。試合後のインタビューでも常に楽しくをモットーにと目標は誰もが“1部残留”。ただいつもならば早めに残留を決めていることが多く聞く時にはもう残留が書く定位していることが多い。しかし今季は8試合消化して2勝5敗1分まさにの崖っぷち。常に残留を今季の目標に掲げてきたサンパチオにしてみれば、今季はこの言葉がギリギリまで重みを増しそうだ。
とはいえ東京都1部屈指のエンターテインメント集団。最後まで上位をかき回し、最後までサンパチオらしさ全開で暴れてくれるのは間違いない。その為には平松のようなハッスルプレーは欠かせないだろう。「まあ厳しいけど、これからじゃないですかね」と平松。今後のサンパチオの戦いに要注目だ。

舘野 今季初勝利おめでとうございます!!

平松 ありがとうございます。

舘野 サンパチオさんにしては、今季初勝利までけっこう掛かってしまったんですけど、そこに一言頂いてもよろしいでしょうか?

平松 そうですね。基本、チームのコンセプトとして“楽しく”というのはずっとやってきているんですけど。そういうモチベーションでやってきた中、今季は本当にメンバーが揃わなくて。(舘野 はい)練習だと、ひどいと4、5人。試合でも7,8人しか集まらない時もあって、いろいろな事がままならなかった。そこは監督も含めて、チームの悩みどころではありました。

舘野 なるほど。そんな中、今日はサンパチオの試合前に、今季から昇格してきたレジェンダが初勝利を挙げました。それってその後に控えるサンパチオさんにとっても、プレッシャーにはなったのでしょうか?

平松 うーん、まったくないです(笑)。(舘野 あはは(笑))正直、まったく周りの事は気にしていないです。自分たちは自分たちの戦いができればいい。それだけですね。

舘野 わかりました。では試合に関してお聞きしたいのですが、今日の対戦相手の蹴球狂なんですけども、蹴球狂に対するチームの対策等はあったのでしょうか?

平松 そっちも全くなかったのですが、過去のリーグ戦での対戦成績が3勝1分けで、みんなも“そういえば負けた記憶がないなぁ(笑)”と。(舘野 あはは(笑))ただ知ってるメンバーも多いですし、ひどいと小学校から知っている奴もいるので。(舘野 そっ、そっからですか(笑))だから戦い尽くしたというか。わからないことは何も無いんで。

舘野 なるほど。まさに似て非なるものという感じでしょうか? (平松 そうですね)では簡単に試合を振り返ります。先制したのはサンパチオ。杉村さんの右からのミドルシュートですが、完璧でしたね。

平松 右足での奴ですね。

舘野 はい。その後、1点を返されましたが、小池さんが追加点を挙げて2対1。しかしまたも前半終盤に1点を返されて同点で前半を終えたわけですが、後半に向けてのベンチの指示等はあったのでしょうか?

平松 そうですね。まず守備の部分では、もっと最後までついて行こうと。もちろん向こうの攻撃力の高さもあるんですけど、2失点ともこっちが集中力が切れてからやられてるんで。

舘野 なるほど。

平松 あと攻撃面では前半と同じような感じで行こうよと。まあ先制した時も、小池の勝ち越しの時も、そこで終わる相手ではないだろうと思ってましたし、だからこっちも焦らず、やられても最後に1点多く勝っていればいい。そんな感じでしたね。

舘野 後半は拮抗した展開、両チームのせめぎ合いの中、平松さんがハッスルプレーを全開。(平松 いやいや)積極的なシュートや小出さんへの決定的な折り返しなどチャンスを作ると、そういう部分がチームに勢いをもたらしたのか、鯰江さんが勝ち越しゴールを決めました。

平松 右からの奴ですね。

舘野 その後も平松さんのハッスルプレーが加速し、34分に紅谷さんの右CKからのパスに合わせゴール。

平松 いや、詰めたように見えたかも知れないですけど、あれオウンゴールなんですよ。

舘野 あれ、オウンゴールなんですか!? (平松 そうですね)でもゴール前での激しいプレッシャーがゴールをもたらせたので、ほぼ平松さんのゴールですよ。

平松 まあそう書いてくれた嬉しいです。

舘野 ちなみに4対2になった時点でさすがに今日は勝ったと確信した部分はありましたか?

平松 そうですね。ウチは悪い時はポンポンポンと2点くらい決められちゃいますけど、まあ今日は行けるかなとディフェンスの時も焦りはなかったですね。

舘野 その後、飯野さんがダメ押しゴールを決めて5対2でサンパチオが勝利を収めました。今季初勝利を収めた後はチーム内はどのようなかんじだったのでしょうか?

平松 試合終わった後にそんなにまだ話してませんけど、正直だいぶ嬉しいですね。けっこう降格の影が見えていたので…。

舘野 私たちが取材を始めてから長年東京都1部で戦っているサンパチオさんにしてみれば降格に関しては許されない部分はありますよね。(平松 まあそうですね)ちなみに今季のサンパチオは新戦力や補強等はあったのででしょうか?

平松 いやメンバーは全然変わってないですね。しいて言えば去年いた若手の田中辰樹が就職で抜けちゃって、それだけですかね。

舘野 なるほど。それだけではなく前に木下監督にお伺いした時に「今季は相手がどこも強いので勝つのが厳しい」とおしゃってましたね。

平松 確かにそれはありますし、まあ厳しいけど、これからじゃないですかね。

舘野 わかりました。では最後になりますが、今季初勝利を挙げましたサンパチオさんの目標と平松さんの目標で締めたいと思います。

平松 チームは残留以上でも以下でもないので、残留しつつ、上位争いをしているチームを少しでもおちょくりたいですね。

舘野 いいですね(笑)。平松さん自身はどうでしょうか?

平松 とりあえず得点を(笑)。今日も決めてるようで決めてないので。1点、2点、3点くらいは。

(ありがとうございました)

文:舘野 秀行

写真:菊地 尚哉




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