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【東京都2部第7節インタビュー】Criacao Shinjuku16番 帆足 壮太

[投稿日] 2019.10.25


 

帆足、心の葛藤
「“決めたら決められる”みたいな複雑な心境はありました。もちろん仲間に点を取って欲しいんですけど、そこで安心して気持ち切らしてゴールを決められたら、もうチャンスは巡って来ないかもしれないという不安とも戦ってました」とは試合後の帆足の言葉だ。
開幕戦以来回ってきた出番での完封勝利!! 純粋に喜びを爆発させると思いきや、深層心理に突き刺さるような心の声。
もちろんチームに勝って欲しいし、もっと点を取って欲しい。ただこの緊張感を失うのは怖い。もし同点、逆転されればもう出番は少なくなるかもしれない。
だから帆足のインタビューは不思議と帆足の心の葛藤がストレートに言葉にで出る。
「後半とか、攻められる時間とかもあるだろうなと思い、そういう時にどれだけチームを鼓舞できるか、そこを考えちゃいましたね」。

「後半追いつかれて逆転されることもあるだろうし、何より点を取られても慌てず仲間を信じて、自分は常に0対0の気持ちでやろうと」。

「最後の方は早く終わってくれねーかなと思ってました。相手のモップとかはいいからと(笑)」など。
ただ試合は帆足の好セーブもあって、1対0でDOGAに勝利!! 帆足は試合にも自分にも勝ったのだ。

「チームの目標は来季の東京都1部昇格です。もう1敗してしまったので、次のレボリューション戦も含め負けられないのが強いですね。自分自身は1試合でも多く試合に出たいなぁが個人的な目標です」。最後は羽生結弦ばりの弾ける笑顔。普段のフットサル好きの若者に戻っていた。

舘野 まずは今日の勝利おめでとうございます。

帆足 ありがとうございます。

舘野 暑い中での1点を争う緊迫した試合でしたが、そこに一言頂いてよろしいでしょうか?

帆足 暑い中で、かつ滝野川という場所でやる事は元々わかっていた中で熱中症対策とか暑い中での戦い方をトレーニングしてきたことがこの試合で自分なりには出せたことが良かったと思います。

舘野 かしこまりました。今日勝ってマラソンで例えるとクリアソンさんが2位グループから抜け出して、首位2チームに迫る形になりました。そこに一言頂いてよろしいでしょうか?

帆足 上位争いも嬉しいのですが、自分が出た開幕戦を負けてしまって、(舘野 アトレチコ新宿戦ですね)それ以降は圭汰さん(永谷選手)がずっと出ていいて、今日出番が回ってきてこうした結果を出して。腐らずにやって来て良かったなぁと。

舘野 良いことですね(笑)。

帆足 個人的な事ですけどね(笑)。でもしっかり準備してきた事が活かされたのは良かったと思っています。もちろんチームとしても前節、順位が上だったアオキング戦に勝った。ただ今日のDOGA戦に負けたら何の意味も無いよと話していたので、暑い中でも声を出し合って練習してきた事が勝利に繋がって良かったです。

舘野 かしこまりました。では少し話は出ましたが、今日の対戦相手のDOGA戦への具体的な対策等はあったのでしょうか?

帆足 そうですね。事前に相手のスカウティングのミーティングを分担して、節ごとに4人くらいのスカウティング班を作ります。(舘野 そういう班があるんです)はい。そして2週間前にはスカウティングされた相手チームの特徴やデータが上がっていて、そのチームに対する練習をする流れができています。今回は短いスパーンだったんですけど、ちょうど間に合ったことがこの試合でも活かせたと思っています。

舘野 なるほど。凄いですね。ではその試合を簡単に振り返ります。試合は暑い中での消耗戦になりつつある中で8分に22番の川崎選手がカウンターからゴールを決めてクリアソンが先制しました。消耗戦でロースコアになりかねない試合で、仲間が先制点を取ってくれたゴレイロの気持ちとしてはどんな感じだったのでしょうか?

帆足 凄くありがたかった反面、これで失点はできなくなったなぁと気を引き締ましたね。そして後半とか、攻められる時間とかもあるだろうなと思い、そういう時にどれだけチームを鼓舞できるか、そこを考えちゃいましたね。

舘野 なるほど。そのまま前半を1対0で終えました。後半はもっと得点を取りに行こうよ又はそのまま守りを中心にやっていこうか、どちらを考えてましたか?

帆足 いや、どっちも考えなくて。(舘野 えっ)後半追いつかれて逆転されることもあるだろうし、何より点を取られても慌てず仲間を信じて、自分は常に0対0の気持ちでやろうと。そんな感じでした。

舘野 かしこまりました。後半はどちらかというとゴレイロ同士の我慢比べの戦いになりましたね。あっちの青山選手も高橋君のシュートを止めれば、帆足さんも元ゾットライズの小林選手の直接FKをセーブしたりと。やっているゴレイロとしてはどんな気持ちでしたか? 正直、追加点を決めてくれよと!?

帆足 何でしょうね。“決めたら決められる”みたいな複雑な心境はありました。もちろん仲間に点を取って欲しいんですけど、そこで安心して気持ち切らしてゴールを決められたら、もうチャンスは巡って来ないかもしれないという不安とも戦ってました。自分としては絶対に勝ちたい。決めて欲しい。でも安心はしたくない。だからとにかく声を出そうと仲間を鼓舞しようと。それで集中力は高まりましたね。

舘野 でも結果的に僅差でしたが0点に抑えました。チームも自分にも勝ちましたね。

帆足 最後の方は早く終わってくれねーかなと思ってました。相手のモップとかはいいからと(笑)。

舘野 思いましたよね(笑)。モップのシーンも多かったですが、繋ぐというよりシュートの単発のシーンが多かったので、試合自体は凄く長く感じましたね。

帆足 まあそんな状態でも応援してくれる仲間のおかげで集中力が切れなかったですし、何よりディフェンスの皆さんには感謝しています。

舘野 ありがとうございます。話は変わりますが、帆足さん自体はクリアソンに入って何年目になるのでしょうか?

帆足 去年から入って、その前は東北大のフットサル部とミカロ仙台(東北リーグ1部)でプレーしていました。

舘野 なるほど。そちらのチームから東京のクリアソンに入ってみて、チームの雰囲気やこれは良いという部分はあるのでしょうか?

帆足 うーんと、大学の時とかと比べてですが、スカウティングの班とかではないですけど、全員で勝ちに向かって組織化されているというか。部活というよりは一つの会社のような感じがしましたね。

舘野 そうですね。クリアソンさんは間違いなく部活の延長でやっているより会社っぽいですね。

帆足 特に一つの練習に関しても言ってることが積み上がっていく部分とかもですね。例えば学生時代は何で勝ったのかわかりずらい部分はあったのですが、クリアソンのスカウティングや試合前の準備に携わって、目に見えて勝てる理由が積み重なっていくので、それは違うよなぁと。

舘野 なんかやりがいがありますね。

帆足 もちろん。フットサルだけじゃなく社会人としてのルールであるとか、あり方だとか。先輩としてのアドバイスがいただけますね。

舘野 そういう意味ではクリアソンは優秀な人たちの集まりのイメージはありますね。他のチームですとサッカーをヤンチャして集まっているチームもある中でチーム活動も一社会人としての延長なんだよ、みたいな会社組織のあり方を感じます。

帆足 そういう部分に焦がれて入ったのはありますよ。

舘野 かしこまりました。では最後になりますが、チームの目標と帆足さんの目標で締めたいと思います。

帆足 はい。チームの目標は来季の東京都1部昇格です。もう1敗してしまったので、次のレボリューション戦も含め負けられないのが強いですね。自分自身は1試合でも多く試合に出たいなぁが個人的な目標です。

(ありがとうございました)

文:舘野 秀行

写真:菊地 尚哉




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