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【東京都2部第7節インタビュー】AOKING1番 中原 耕太郎

[投稿日] 2019.10.25


 

アオキングの静なる守護神
首位レボとの最大の大一番で活躍したのは間違いなくゴレイロの中原。もちろん2ゴールを決めた大谷や多くの好機を作った佐々木も忘れてはいないが、この試合1失点はしたものの、抑えのゴレイロ27番の山本を使うことなく完投した。それまで負けなしのレボの容赦ない22本のシュートを1点に抑えての勝利は特筆に値する。
どうしてもアオキングの守護神と言えばオープンリーグから関東1部まですべてのカテゴリーで出場した名守護神・中村翔貴のイメージはある。中村はガッチリとした体格からは想像もつかない俊敏な動きと仲間への激しいコーチングに長けていた。いわば“動”のゴレイロ。それに比べ中原は闘志を全面に出すというより内に秘め、仲間を信じながら仕事をこなす“静”のイメージ。どちらが凄かったというのを俎上に載せて比べるわけではないが、どちらもアオキングの歴史を作ってきた守護神には間違いない。

今季東京都1部昇格有力のアオキングはメンバー争いもし烈だ。今後もFPもゴレイロもアオキングの門戸を叩く選手は増えるであろう。そんなライバルたちを跳ね除け、自身の目標である最少失点での昇格を目指す中原。東京都1部のゴールマウスを守った暁には静なる守護神が動の守護神のイメージを払拭しているに違いない。

舘野 まずは今日の勝利おめでとうございます。

中原 ありがとうございます。

舘野 レボリューションとの首位決戦の中での3対1での勝利!! そこに一言お願いします!!

中原 そうですね。ウチの方が試合数は多いんですけども、勝てば暫定首位なる状態で、開幕から負けなしのレボにプレッシャーを掛かれればいいと思っていたので、とにかく勝ってよかったです。

舘野 前節、クリアソンに敗れて、レボ戦を迎えるわけですが、試合までの2週間の間に取り組んできたことはあったのでしょうか?

中原 レボはチョンドンだったり、キックが強い選手がいるので、(舘野 いますね)壁の作り方とかは練習の中でも確認したりはやってました。

舘野 なるほど。今回の首位決戦はアオキングさんからすればどのくらいの重要度と考えていたのでしょうか?

中原 はい、ウチは去年も滑り出しが悪くて、一応最後は3位でフィニッシュしたので。(舘野 そうですね)今季は最初から勝ち点が取れているので、1位になってクリアソンであったりレボにプレッシャーを掛けれればなぁはあるので、とにかくこのレボ戦で首位を奪還するはマストと思ってました。

舘野 ありがとうございます。では簡単に試合を振り返りたいんですけども、先程キックが強いとおっしゃった通りで、あっちのシュートってロングからでも10番、20番は来ますね(笑)。(中原 そうですね(笑))とんでもない破壊力のあるシュートが飛んできました。立上りはゴレイロとしてもすごく緊迫感はありましたね。

中原 そうですね。ウチはアトレチコ新宿戦もクリアソン戦も出足が悪かったし、ウチ自体どちらかというと徐々にエンジンが掛かるチームなので、守っていても相手の攻撃にプレッシャーを感じてました。

舘野 そんな中で7分に大谷さんがダイレクトで詰めてゴールと。これは助かりましたね。

中原 ホント久しぶりにホッとしました(笑)。新宿戦もクリアソン戦も最初立上りで失点しているので、ウチが先制点を取れたことでこれは大きかったですね。

舘野 その後、佐々木さんのアシストを受けた冨田選手のゴールでアオキングが2点目を挙げて、2対0で前半を終了しました。チームとしてはこのまま守り切ろうか、それともガンガン攻めてレボにプレッシャーを掛けようか。どんな感じだったのでしょうか?

中原 2点差が一番危ないと思っているので、ただ守り切るのではなくて3点目、4点目を取りに行こうとチームで話してました。

舘野 後半なんですけども、レボも立ち上がりから仕掛けてきて、先程も出た20番の根田さんのロングシュートや10番の田中さんのテクニックからのシュートが打ったりしてきました。ただその中でアオキングさんも前プレとかディフェンスを絞ったりとゴールまでシュートを打たせなかった場面が多かったですね。あれは中原さんの指示なのでしょうか?

中原 いや、ていうよりチームで前から行こうという指示ですね。前から行けば行くほど、相手の攻撃も少なくなるので、今季は1stも2ndセットも前プレで行こうという方針でやってます。

舘野 クワトロ(4-0戦術)みたいな感じですか?(中原 うーん)そういうわけではない。でも徹底して前から行ってましたね。

中原 そうですね。徹底して前からは行ってました。ただ最後は逆にウチが押されて、投げる形にはなりましたが…。

舘野 確かに最後は押された部分はありましたね。そんな中で大谷さんが打ったミドルが佐々木くんがそのままブラインドになってゴールで決定的な3点目を挙げました。その直後にレボの田中さんに決められ1点を返されるですが、その後向こうも決定的な場面を作り根田さんが直接FK。中原さんを抜けて、ゴールライン上でDFが止めた場面がありましたよね。

中原 あれ、自分が止めてなかったですか? (舘野 あれ、中原さん止めたんですか!?)いや、覚えていない(笑)。

舘野 確かに緊迫した場面が続いていたので(笑)。ちなみにその1点を争うような緊迫した場面と暑さの消耗戦。守っているゴレイロとしてはどんな感じですか? 早く終わって欲しいとか、それとも何が起こるかわからないという感じでしょうか?

中原 そうですね。レボは首位で負けなしで勢いもあったので、どうなるかはわからないとは思っていたのですが、ウチも1stが冨田、2ndが角谷さんと良いフィクソが揃っていたので、攻められても防げる自信はありましたね。

舘野 とはいえその後にレボの攻撃を守り切って3対1での勝利!! そこに一言お願いします。

中原 とにかく勝ってホッとしている反面、首位に立っても試合数が多いし、クリアソンが勝ったので…。

舘野 アオキングに取ってみれば前回負けているクリアソンが勝ったのが嫌ですね。

中原 正直1点差だったので、負けてくれればなぁと(笑)。そう思ったんですけど、相手チームのどうこうというよりはウチが全勝すれば優勝はわからないですけど、自力で上がれるとは思うのでそこに向けて取りこぼさずに失点を減らして勝って行ければなぁと思っています。

舘野 かしこまりました。では違う質問なのですが、チーム内でもベンチ入りできていなかった選手も含めて、今年のアオキングというのは例年に比べてベンチ入り争いというのが激しいのでしょうか?

中原 (2部に昇格した)一昨年、去年あたりから良い選手が入って来て、冨田もそうですけど今じゃ戦力として欠かせない選手も入って来て、間違いなくこれからも入ってくるので、今の1st、2ndでもやるかわからないくらいのし烈なメンバー争いになると思います。だからこそ自分も気を引き締めて頑張っていきたいです。

舘野 わかりました。ちなみにアオキングと言えば家族や仲間の応援であったり、アオキングファミリーのような結束があるのですが、そういう部分というのは中原さんとしても力になっているのでしょうか?

中原 そうですね。支えてくれる人がいるからできることもあるので。例えば応援には戦術的にも詳しい人であったり、アオキングのOBからもアドバイスを頂いてやってける部分はあるし、いつも他の選手のご家族とかも温かく応援してくれるので、本当に励みにはなりますね。

舘野 わかりました。では最後になりますが、選手権の目標並びにリーグの目標。そして中原さんの目標で締めたいと思います。

中原 はい。ウチは比較的に4回戦、5回戦に行くことが多いですけど、4回戦のFUTURO、そして5回戦のBRBに勝って、本選でまだ見ぬ強豪と戦ってみたいです。関東とかFとか。まあBRBも関東ですけど。リーグ戦はここから全勝して昇格。その為に個人というよりはチームで2部リーグで最少失点の記録を残して上にあがれればなぁと思っています。

(ありがとうございました)

文:舘野 秀行

写真:菊地 尚哉




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