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【東京都2部第12節インタビュー】CINtarooooo13番 杉山 隆一

[投稿日] 2020.5.6



サンタロー、最高の一日
「鴨の同点ゴールで少しシビれていた部分はありましたけど、いやーシビれましたね(笑)」とは試合終了間際に逆転ゴールを決めた杉山。その言葉の節々からドデカいことをやってのけた興奮がヒシヒシと伝わって来た。
この試合、サンタローもそうだが、セルサスも崖っぷち。両チームとも勝つ以外は来季の東京都1部昇格が2節残して消滅してしまうという言わばノックアウトステージのような状態であった。そんな中での試合は一進一退。前半はスコアレス。そして後半も1点ずつ取り合った後は刻々と時間だけが過ぎていく消耗戦。そんな中での川崎のゴールはサンタローにとって死刑宣告の何物でもなかった。そんな中での残り33秒で鴨下のミドルで追いつき、そして残り数秒で今度は杉山が決める!! しかも相手のゴレイロは今季ベスト5に選ばれた2部屈指のゴレイロ境。これ以上の場面はないだろう。興奮度ならばラグビーW杯2019で日本代表がスコットランド代表を倒したシーンか、それとも2018年のロシアW杯でのコロンビア戦での大迫、半端ないってのゴールか!? サンタローにとっても最高の一日になったのは言うまでもない。
ただ最高の一日が終わっても人生は続く。今季サンタローは再び2部で戦う。そう次はその最高の一日を超える日を目指して、その為に粛々と牙を研ぐ。

舘野 今日の試合、お疲れさまでした。

杉山 ありがとうございます。

舘野 まず劇的なゴールでの勝利!! そこに一言お願いします!!

杉山 そうですね。なかなか前半は鴨がシュートを打っている中でも、点が入らなかったんですけど。ウチの形としてはセットプレーからの得点が多いので、それで鴨が点を取ってくれたことで、勢いがこっちに来たのがわかりました。ウチはピヴォの亮二(岡島選手)が張れるんで(舘野 前で張ってましたね)、タイムアウト明けにそこのセカンドボールは狙おうと。そしたらたまたま目の前にこぼれてきて…。

舘野 いやいや、ナイスゴールです!! これでもちろん上位との差はありますけど、昇格前線に残りました。そこにも一言頂いてもよろしいいでしょうか?

杉山 まあそうですね。上位にいる3チームに負けちゃっているんで、他力ではあるんですけども、少しでも昇格の可能性があるという事はモチベーションもあがるので。(舘野 そうですね)次節のクリアソンに勝てばわずかな可能性もグッと近づくので、それまでの練習を頑張るだけですね。

舘野 ありがとうございます。では話を試合前に戻します。この試合まで1ヵ月半くらい空いてしまったんですけども、相手のセルサスも負ければ事実上昇格が無くなるような、いわばノックアウトステージのような状態でしたが、その間にセルサス戦に向けた対策等はあったのでしょうか?

杉山 ウチとしてはこれまでのシーズンはクアトロが多かったのですが、セルサスを含め戦い方が研究されてきた中で、ここ最近は3-1の練習を重点的にやっていて、この試合もほぼ3-1で戦って、それがけっこう良い形になって今日セルサス戦で上手くいったかなとは思っています。

舘野 確かに。3-1の戦い方はレボの津田さんのインタビューでもクワトロのイメージが強かっただけに面食らった話はしていて、その時はまだ今ほど確立されていなかったのでしょうか?

杉山 うーん、レボさんの時はまだ3-1、クワトロどっちもやって行こうみたいな感じで、どっちつかずの部分もあったのですが、今日はもう両方のセットにピヴォを入れて3-1でやって行こうと。

舘野 そうですね。それはフィクソの位置に入る山根さんが来れていないことも影響しているのでしょうか?

杉山 山さんが最近なかなか来れていない中で、(舘野 CEO!!)山さんがいなくても試合ができるチーム作りの中でクアトロだけでなく3-1を導入した部分はあるんですけどね。

舘野 かしこまりました。では簡単に試合を振り返ります。前半なんですけども、結果はスコアレスで終わったわけですが、セルサスのディフェンスめっちゃ堅くなかったですか? あれだけ堅いと攻めてても嫌になっちゃいますね。

杉山 そう、本当にゴレの人中心にめっちゃ堅くて、いくら打っても入んないなと。セルサスさんのゴレ(境選手)は去年やった時も入んなくて、一本目のシュートでは入らないから、セグンドを狙ってというのはみんなで話してました。

舘野 かしこまりました。0対0で前半を終えたわけですけども、ドローだった場合、両チームとも脱落してしまうという苦しい状況の中でどのような形で後半を迎えようと話し合ったのでしょうか?

杉山 まず拮抗した展開の中でもセットプレーがチャンスを作れていたので、ガツガツに攻めなくてもどこかのセットプレーで点は取れるのではないかという気持ちではありましたね。だからチームとして焦りはなかったですね。

舘野 なるほど。両チームとも負けられないのがヒシヒシと伝わる試合なんですけども、最初セルサスに先制されてしまってすごい嫌な雰囲気になりましたね。

杉山 そうですね。すごいシュートが飛んできて入っちゃったんですけど、(舘野 重清さんですかね)点を取り返した時間帯か良かったので。チームもそれでまた乗れたので後に逆転する機運は高まりましたね。

舘野 わかりました。では最後の場面を振り返りたいと思いますが、まずは試合残り3分切ったところで先にセルサスが川崎さんが決めて勝ち越し、残り1分くらいでサンタローがタイムアウトを取ります。チームの指示は全員前に上がろうという事だったのでしょうか?

杉山 そうですね。亮二に当てて、セカンドボールに食いついてシュートを打とうという事は話していました。

舘野 それが功を奏して、1本目のミドルは外れましたけど、鴨下さんが同じようなミドルを決めて同点に追いつきましたが、残りは33秒。杉山さん的にはどんな気持ちだったのでしょうか?

杉山 鴨の同点ゴールで少しシビれていた部分はありましたけど、いやーシビれましたね(笑)。(舘野 そうでしょうね(笑))正直、山さんが来れなくなってからは前に出る感じでは無くなって来ていたので、まあただこの場面では前提として失点してもいいから前に出ようと。先程も話しましたけど、たまたま前に出たら決めれたって感じですね。

舘野 いやー、今振り返っても最高のゴールでしたね。結果はサンタローがセルサス相手に3対2で勝利しました!! (杉山 はい)前にレボ戦で敗れた後にゴレイロの横さんと話した時には試合後のショックもあって「厳しいな…」と漏らしていましたが、今年に入って雰囲気も明るいというか、練習からどんな感じなのでしょうか?

杉山 まあもう負けられないという吹っ切れた部分もありますけど、それと最近は練習生も来てくれているんで人数も多い中で練習ができているので充実はしていましたね。あとここに来て3-1の精度が上がってきたのが自信をもって試合に臨めているのでそれが雰囲気的にも大きかったと思います。

舘野 ありがとうございます。では最後になりますが、残り2節となりましたが、ありきたりですがチームの目標と杉山さんの目標で締めたいと思います。

杉山 そうですね。他力ですが、チームが昇格できるようにギリギリまであきらめず頑張っていきたいのと、僕個人的にはゲーム作る部分を重視しながら味方を活かしつつも、自分が点を取れる時は狙っていって勝てるチームにしていきたいです。

(ありがとうございました)

文:舘野 秀行

写真:菊地 尚哉




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