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【東京都2部第12節インタビュー】Revolution Futsal Community 千代田7番 山内 海世

[投稿日] 2020.8.1


東京都2部のベスト5に選ばれた山内選手。得点王に輝いた川東選手との“レボ新世代”ショット。

レボ新世代の申し子
昨季の東京都2部第12節に話は戻る。昨季東京都2部を序盤から盛り上げたのはレボ。開幕から5連勝を重ね、首位を独走。そのまま全勝で東京都2部優勝をする破竹の勢いであった。しかし後に昇格を決めるアオキングとクリアソンに敗れ、首位陥落。12節を迎える時にはこの日の新宿に勝って他願本力という状態になっていた。

その新宿戦。新宿自身も敗れれば、ほぼ昇格が消滅する為にお互い負けられない一戦となったこの試合は息もつかせない攻防となった。試合は終盤に大きく動く。2対3で迎えた27分に川東のチョンドンでレボが同点に追いつくと新宿が猛攻。ゴールまであと一歩という場面を幾度も作った。しかし新宿、渾身のタイムアウトが裏目。ひとときの休息はレボに力水を与えてしまった。そしてタイムアウト数秒前、右キックインからのこぼれ球を山内がそのままシュート。それがゴール左隅に突き刺さり、レボが劇的な形で大逆転勝利を収めた。

「とにかく目の前にボールが来たら早めに打とうと思って振り抜いたらたまたまいいコースに決まりました。実は今日の試合を通してあまりシュートがしっかりボールに当たっていなかったので、最後の最後でクリーンヒットしてくれて良かったです」とは試合後と山内。

シビれる場面での値千金の逆転ゴールは興奮を隠しきれないと思いきやいたって冷静。実は劇的ゴールの後も山内は残り数秒も残されていないのに、ディフェンスの事を考えていたという。そういう部分が今季から副キャプテンを任される頼りになる男なのだ。昨季はレボの新世代が東京都2部を盛り上がげたのは先程も書いたが、その結果として山内はベスト5に選ばれ、川東は得点王に輝いた。今日から東京都2部の開幕戦。新型コロナの影響で今季は試合数が大幅に削減。2ステージ制の当面は無観客での開催になるという。しかし逆にいえば昨季のレボのようにスタートダッシュに成功すればそのまま優勝へ突っ走れる可能性が高い。もちろんレボもそれを狙っているだろう。幾年かぶりの東京都1部返り咲きへ。レボ新世代が今季も躍動する。

舘野 お疲れ様です。残り数秒での劇的なゴール!! 最高の場面を振り返って頂いてもよろしいでしょうか?

山内 はい。最後、時間なかったので、とにかく目の前にボールが来たら早めに打とうと思って振り抜いたらたまたまいいコースに決まりました。実は今日の試合を通してあまりシュートがしっかりボールに当たっていなかったので、最後の最後でクリーンヒットしてくれて良かったです。

舘野 ほんとナイスゴールです。まずこの試合に勝って、首の皮一枚と言って失礼ですが、昇格の可能性が残りました。そこにも一言頂いてよろしいでしょうか?

山内 ウチは細かくはわからないですけども、消化試合が多いので自力での昇格は厳しいんですけど、やれるだけはやって、最後のDiavolo戦を良い形で終われればいいかなと思っています。

舘野 ありがとうございます。試合前に話を戻しますが、この1ヵ月半くらい公式戦が空いた中で、今回の新宿戦に向けて、チーム並びに山内さんが取り組んできたことはあったのでしょうか?

山内 そうですね。ウチは練習試合も含めて、新宿さんとはそれなりに戦っていて、(舘野 そうですか)相手のパターンを動画とかでもチェックしてわかっていたので。それに対する攻め方、守り方を練習していて、今回はわりとその通りに戦えたかなとは思っています。

舘野 かしこまりました。では簡単に試合を振り返ります。まず前半、新宿に先制されて、先に1点リードされてしましましたが、私的な印象ですが新宿はディフェンスが堅いというよりは良くフットサルを知っているなという捌き方でしたね。

山内 そうですね。堅いというよりは上手いでしたね。ただウチとしても守備の時には相手が縦パス一本で狙ってくるというのは事前にわかっていて。それを意識した守備の形を練習してきたので、失点には繋がってしまったんですけど、一試合を通してやれたことはこの試合の結果的に大きかったと思います。

舘野 なるほど。その後、沼尻さんが退場してしまった場面がありましたが、チームとしても失点の追い打ちを掛けるようなイヤな場面でしたね。

山内 ああ、あれですね。正直まだ1点差で立て直そうと思っていた所だったので…その宣告で雰囲気も一気に大差で負けているような気分になっちゃって(笑)。(舘野 あはは(笑))実はチームの中でも負けてもないのに雰囲気を下げるのは止めようとメンタル的にもこの一カ月半の間意識してきて、そういう部分がその後、3人で守り切れた要因にはなったと思います。

舘野 ホントあの失点した後の追いうちの退場で崩れること無く、守り切りましたよね。

山内 まあ僕出てないんですけど(笑)。交代して守ってもらった部分はありますが、チームのベンチからの声出しや外側からの指示もしっかり伝えていたので、それもつながったのかなとは思いますね。

舘野 おっしゃる通りだと思います。そのまま0対1で前半を終えたわけですが、チームとしては後半に向けてどのような巻き返しを考えていましたか?

山内 はい。前半からシュートの数は今までの試合以上に多かったので、そのまま継続。あとは縦に付けて行こうと。ピヴォを使って効率的に攻めて行こうとはチームで話してましたね。

舘野 かしこまりました。後半なんですけども、先程のサンタローの試合もそうですが、後半はシュートゲームになりがちな感じなんですけども、(山内 そうですね)18分に32番の阿部さんがファー詰めのような形でゴールを決めて同点にしました。その後に23番の選手(鈴木(一)さん)が決めて逆転!!

山内 前で写真を撮っているアイツです!!

舘野 あのカメラ小僧。ナイスゴールです(笑)。(山内 あはは(笑))この時間帯流れ良かったですね。

山内 そうですね。そのまま流れが良かったので、個人的にはイケるかな? とは思ったんですけどね。

舘野 確かに。ただ試合巧者の新宿。24分にイタリアのチームでやっていた経験がある樋渡さんが意表を突いた股抜きシュートで同点に追いつかれます。(山内 あれは敵ながら本当に上手かったですね)そのショックなのか新宿の23番(谷口(正)選手)に決められ、新宿に逆転を許します。この時ってどんな心境ででしたか?

山内 たぶん昨季までのやられて、どんよりしてしまうチームメンタルならばそのままズルズル行ったかもしれませんけど、何度も惜しい場面を作れていたし、まだまだ時間もあったし、イケるという気持ちは持ってましたね。

舘野 その前向きな気持ちがチームにしっかり浸透し、27分に右キックインから川東さんが直接決めてゴール。(山内 チョンドンですね)再び同点に追いつきます。だだ不可解なのは同点に追いつかれたとはいえ、なぜここで新宿がタイムアウトを取ったのか?

 はいはい、最後のキックインの前の場面ですよね。

舘野 傍から見てですが、正直同点にされた直後の新宿は押し気味でした。逆にそのタイムアウトでレボに気持ちを切り替えられる時間を与えちゃっただけに不思議ではあるのですが、レボとすれば残り18秒で取られたタイムアウトの時にどのような事を話し合ったのでしょうか?

山内 そうですね。押されていて流れが悪かったので、残り時間は少なかったけど、試合前にやると決めていた決め事と試合開始の先制点を狙い行くような気持ちでやろうとは話していましたね。

舘野 なるほど。そういう話し合いができたのは大きいですね。そんな中で相手と同じようなキックインからこぼれ球を山内さんが豪快にゴールと。

山内 最高でしたね。

舘野 最高ですよね。過去にこういう場面でゴールってありましたか?

山内 うーん、一番最近だと選手権の2回戦で試合終了間際にゴールを決めてんですけど、ただその後に返されちゃってPK戦になっちゃったんですけど。だから試合終了のブザーが鳴るまではそれを意識しましたね。だからまた返られるかな冷や冷やだったんですけど(笑)。

舘野 いやいやいや(笑)。とにかく4対3でレボさんが劇的な逆転勝利を収めました!! 今回昇格に向けて厳しいながらもセカンドチャンスがあるチームがあと3節でどうなるのか? と考えた中でレボさんもサンタローさんも。何とか生き残った形になりましたね。

山内 そうですね。本当にギリギリ。

舘野 あと今季レボさんは津田さんの時も川東さんの時も話しに出ていたのですが、めちゃくちゃチームの雰囲気が良いですね。

山内 そうですね。新しいメンバーも増えて、その新しいメンバーが盛り上げる人が多いんですねよね。まあメンバーも多いんで、その分活性化はされているのかな? は感じますね。

舘野 山内さん自身は今季から加入ですか?

山内 僕は去年からですね。(舘野 すいません)2年目です。だからこそ昨季の負けて沈んだ雰囲気とは違うチームになった手ごたえはありますし、雰囲気もそうですけど、全然上手くなっている実感はあるますね。

舘野 ありがとうございます。では最後になりますが、他願本力ながらレボさんも昇格の可能性を残しました。やはり今季序盤の快進撃のまま上がりたいのは山々だと思いますが、チームの目標と山内さんの目標で締めたいと思います。

山内 そうですね。チームとしての目標はあと1試合何で、最後良い形で勝利で終わりたいのと、個人的には今日みたいな形でチームの勝利に貢献したい。そうすれば自ずと良い方に行くと思っています。

(ありがとうございました)

文:舘野 秀行

写真:菊地 尚哉




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